モーレゴードとは?世界トップクラスの卓球選手の魅力
「モーレゴードってどんなラケットとラバーを使っているの?」「自分も同じ機材を使えば強くなれる?」そんな疑問を持つ卓球ファンや競技者の方は多いのではないでしょうか。
トルルス・モーレゴード選手は、スウェーデン出身の若手トッププレーヤーです。2021年の世界卓球選手権ヒューストン大会で準優勝を果たし、一躍世界的な注目を集めました。まだ20代前半ながら、世界ランキングでも常に上位をキープしています。
モーレゴード選手の最大の特徴は、独創的なプレースタイルにあります。通常の裏ソフトラバーだけでなく、表面に粒がある特殊なラバーを組み合わせて使用しているのです。この独特なラバーの組み合わせが生み出す変化のあるボールは、世界のトップ選手たちでさえ対応に苦しむほどです。
本記事では、モーレゴード選手が実際に使用しているラケットとラバーの詳細情報を徹底的に解説します。さらに、一般プレーヤーが同様の機材を導入する際の注意点や、おすすめの代替用品まで幅広くカバーしています。機材選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
モーレゴードが使用するラケットの詳細スペック
モーレゴード選手が使用しているラケットは、STIGA(スティガ)のサイバーシェイプ カーボンです。このラケットは、2022年に登場して以来、卓球界に大きな衝撃を与えました。
最大の特徴は、その名の通り六角形に近い独特のブレード形状です。従来の卓球ラケットは丸みを帯びた形状が一般的でしたが、サイバーシェイプは先端部分が直線的にカットされた斬新なデザインを採用しています。
この形状にはいくつかの利点があります。まず、スイートスポット(最も打球感が良い部分)がラケットの中心に集約されます。従来の丸い形状のラケットでは端の部分にもスイートスポットが分散していましたが、サイバーシェイプでは不要な部分を削ぎ落とすことで打球の安定性が向上しているのです。
サイバーシェイプ カーボンの主なスペックを以下にまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メーカー | STIGA(スティガ) |
| ブレード構成 | 5枚合板+2枚のカーボン(計7枚構成) |
| ブレードサイズ | 約158mm×150mm |
| ブレード厚 | 約5.7mm |
| 重量 | 約85g |
| グリップ形状 | フレア(FL)、ストレート(ST) |
| 合板構成 | 木材+テキストリーム・カーボン |
注目すべきは、テキストリーム・カーボンの採用です。これはスティガ独自の素材で、航空宇宙産業でも使用される高性能カーボン繊維です。従来のカーボンと比べて薄く軽量でありながら、高い剛性を実現しています。
このテキストリーム・カーボンにより、ラケットは弾みの良さと打球感の柔らかさを両立しています。カーボンラケット特有の硬い打球感が苦手な方でも、比較的木材合板に近いフィーリングで打てるのが特徴です。
また、サイバーシェイプの形状は台上プレーでも優位性を発揮します。先端が直線的にカットされているため、台の中に入り込みやすく、短いボールの処理がしやすくなります。モーレゴード選手が台上技術に優れているのも、このラケット形状が一因と言えるでしょう。
実際にサイバーシェイプ カーボンを試してみたい方には、Amazonでも購入が可能です。初めて特殊形状のラケットを試す方は、まずはエントリーモデルの「サイバーシェイプ ウッド」から始めるのもおすすめです。カーボンなしの5枚合板で、より扱いやすい仕様になっています。
モーレゴードが使用するラバーの組み合わせと戦略
モーレゴード選手の機材で最も注目されるのが、フォアとバックで異なるタイプのラバーを使用しているという点です。この組み合わせこそが、彼の独創的なプレースタイルの要となっています。
フォア面:ディグニクス09C
フォア面には、バタフライ(BUTTERFLY)のディグニクス09Cを使用しています。ディグニクス09Cは、いわゆる粘着テンション系ラバーに分類されます。
粘着テンション系ラバーとは、中国製ラバーのような粘着性(ボールがラバーにくっつく性質)と、ドイツ・日本製ラバーのようなテンション(ラバーに内蔵されたテンションによる弾み)を併せ持つラバーです。
ディグニクス09Cの特徴は以下の通りです。
- 回転量が非常に多い:粘着性により、ボールに強烈なスピンをかけられます
- 弾みも十分:テンション技術により、粘着ラバー特有の弾みの弱さを克服しています
- 打球の弧線が高い:ボールが山なりの軌道を描くため、安定性が高いです
- スポンジ硬度は44度(バタフライ基準)と硬めで、パワーのある選手向けです
モーレゴード選手は、このラバーの粘着性を活かして強烈なループドライブ(回転重視のドライブ)やカウンター攻撃を得意としています。特にフォアハンドでのチキータ(台上でのバックスピンに対する攻撃技術)は、他の選手にはない独自の武器です。
バック面:DNAハイブリッドXH(アンチスピン扱い)
バック面には、STIGA(スティガ)のDNAハイブリッドXHを使用しています。これが最も話題になるポイントです。
実は、モーレゴード選手のバック面のラバーについては、時期によって変遷があります。以前はSTIGAの別のラバーを使用していた時期もありますが、近年はDNAハイブリッドXHを軸に微調整を行っています。
ここで注目すべきは、モーレゴード選手のバック面ラバーは一般的な裏ソフトラバーとは少し異なる使い方をしている点です。彼はバック面で相手の回転を利用したブロックやカウンターを多用し、変化のあるボールを生み出しています。
モーレゴード選手のラバー組み合わせの戦略をまとめます。
| 面 | ラバー | タイプ | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| フォア | ディグニクス09C | 粘着テンション | 強烈な回転での攻撃 |
| バック | DNAハイブリッドXH | テンション系 | 変化のあるブロック・カウンター |
このフォアとバックの異質な組み合わせにより、相手は常にボールの質の変化に対応しなければなりません。同じような打球フォームから異なる性質のボールが飛んでくるため、相手にとっては非常に取りにくい卓球になるのです。
ディグニクス09Cは、Amazonでも購入可能です。ただし、スポンジ硬度が高めのため、中級者以上の方に推奨されます。初心者の方には、同じバタフライの「ロゼナ」や「テナジー05」など、扱いやすいラバーから始めることをおすすめします。
モーレゴードの機材が生み出す独特なプレースタイル
モーレゴード選手の機材選択は、単なる好みではなく緻密な戦略に基づいた選択です。ここでは、機材がどのようにプレースタイルに影響を与えているのかを深掘りしていきます。
サーブの変化量が凄まじい
粘着テンション系ラバーであるディグニクス09Cは、サーブ時に非常に強い回転をかけることが可能です。モーレゴード選手のサーブは、同じモーションから下回転・横回転・ナックル(無回転)を繰り出すことができ、レシーブ側にとって大きな脅威となっています。
さらに、サイバーシェイプの形状が台上でのラケット操作をしやすくしているため、より繊細なサーブのコントロールが可能になっています。
台上技術のバリエーション
モーレゴード選手は、台上技術のバリエーションが非常に豊富です。一般的な選手はバック面でチキータを行いますが、モーレゴード選手はフォア面でもチキータを繰り出します。
フォア面のディグニクス09Cの粘着性を活かしたフォアチキータは、バックチキータとは異なるスピンがかかります。これにより、相手のレシーブパターンを読みにくくし、3球目攻撃(サーブ後の攻撃)で主導権を握ることができるのです。
中陣からのカウンター攻撃
台から少し離れた中陣でのプレーでも、モーレゴード選手の機材は大きな威力を発揮します。サイバーシェイプ カーボンのテキストリーム・カーボンは、中陣でのドライブにも十分な弾みを提供します。
さらに、ディグニクス09Cの高い回転性能により、中陣からでも低い弧線で鋭いドライブを打つことが可能です。相手のドライブに対するカウンター攻撃でも、粘着性を活かしてボールをしっかりつかんでから打ち返すことができます。
ブロックの変化
バック面の特性を活かしたブロックも、モーレゴード選手の大きな武器です。相手の強烈なドライブに対して、回転を殺したナックル性のブロックを返すことができます。
通常のテンション系ラバーでブロックすると、相手の回転がそのまま残ったボールが返りますが、モーレゴード選手のバック面では回転の変化が生まれます。この予測しにくい変化が、世界のトップ選手たちを苦しめているのです。
一般プレーヤーがモーレゴードの機材を真似する際の注意点
「モーレゴード選手と同じ機材を使ってみたい!」と思う方は少なくないでしょう。しかし、プロ選手の機材をそのまま真似することには注意が必要です。ここでは、一般プレーヤーが導入する際のポイントを解説します。
注意点1:ラケットの重量に注意
サイバーシェイプ カーボンにディグニクス09Cとラバーを貼り合わせると、総重量は約180g〜190gになることが一般的です。モーレゴード選手はプロアスリートとして十分な筋力を持っているため問題ありませんが、一般プレーヤーにとっては重すぎる可能性があります。
ラケットが重すぎると、以下のような問題が生じます。
- スイングスピードが落ち、回転量が減少する
- 連続攻撃時に振り遅れる
- 長時間の練習や試合で疲労が蓄積しやすい
- 手首や肘への負担が増え、故障リスクが高まる
特に中学生や高校生の成長期の選手は、重すぎるラケットによる故障に十分注意してください。
注意点2:粘着ラバーの扱いには慣れが必要
ディグニクス09Cは、通常のテンション系ラバーとは打ち方が異なります。粘着ラバーはボールをしっかりとラバーにくい込ませてから弾く必要があり、テンション系ラバーの感覚でスイングすると、ボールが落ちたり回転がかからなかったりします。
粘着ラバーに慣れるためには、以下のステップがおすすめです。
- まずは多球練習で打球感覚を掴む
- ドライブ時に擦る感覚を重視する
- スイングスピードを落とさず、ボールの上を擦るイメージで打つ
- 慣れてきたらスピードドライブにも挑戦する
注意点3:スポンジ硬度の選択
ディグニクス09Cのスポンジ硬度は44度(バタフライ基準)と、かなり硬めです。硬いスポンジはパワーのある選手が使えば強烈なボールが出ますが、パワーが不足している選手が使うとラバーの性能を引き出せない可能性があります。
自分のパワーに不安がある方は、同じ粘着テンション系でもやや柔らかめのラバーを検討してみてください。
注意点4:異質ラバーの組み合わせは上級者向け
モーレゴード選手のようにフォアとバックで異なるタイプのラバーを使う異質型の戦型は、高度な技術と戦術理解が必要です。初中級者がいきなり異質型にすると、かえって上達の妨げになることもあります。
まずは両面に同系統のラバーを貼って基本技術を固め、ある程度のレベルに達してから異質ラバーの導入を検討するのが賢明です。
モーレゴードの機材に近づくためのおすすめ代替用品
ここでは、モーレゴード選手の機材に近いスペックを持ちながら、一般プレーヤーでも扱いやすいおすすめの代替用品を紹介します。予算やレベルに合わせて選んでみてください。
ラケットの代替候補
サイバーシェイプ カーボンは高性能ですが、価格も高めです。以下の代替ラケットも検討してみてください。
| ラケット名 | メーカー | 特徴 | おすすめレベル |
|---|---|---|---|
| サイバーシェイプ ウッド | STIGA | カーボンなしの5枚合板。同形状で扱いやすい | 初級〜中級 |
| サイバーシェイプ CCF | STIGA | カーボンモデルの上位版。より高い弾みと安定性 | 上級 |
| インナーフォースレイヤーALC | バタフライ | インナーカーボンで回転のかけやすさと弾みを両立 | 中級〜上級 |
| 馬林エキストラスペシャル | ヤサカ | 5枚合板で粘着ラバーとの相性が良い | 中級 |
サイバーシェイプ ウッドは、カーボンを含まない5枚合板のため、打球感が柔らかく扱いやすいです。サイバーシェイプの形状を試してみたい方の最初の一本としておすすめです。Amazonでも取り扱いがありますので、チェックしてみてください。
また、インナーフォースレイヤーALCは、バタフライの人気ラケットです。カーボンがブレードの内側に配置されている「インナーカーボン」構造で、木材合板に近い打球感がありながら弾みも確保されています。粘着ラバーとの相性も良く、モーレゴード選手のような回転重視のプレーに適しています。
フォア面ラバーの代替候補
ディグニクス09Cの代わりとなる粘着テンション系ラバーをご紹介します。
| ラバー名 | メーカー | 特徴 | おすすめレベル |
|---|---|---|---|
| キョウヒョウNEO3 | 紅双喜(DHS) | 中国代表も使用する本格粘着ラバー。回転量は最高峰 | 上級 |
| ハイブリッドK3 | TIBHAR | 粘着テンションの中でもバランスが良い。扱いやすさと回転量を両立 | 中級〜上級 |
| 翔龍 | ヤサカ | 日本製粘着テンション。コスパが良く入門用に最適 | 中級 |
| ディグニクス05 | バタフライ | 粘着ではないがスピン性能が非常に高い。扱いやすさ重視 | 中級〜上級 |
ハイブリッドK3は、ティバーが開発した粘着テンション系ラバーです。ディグニクス09Cと比較すると若干柔らかめで扱いやすいと感じる方が多いです。粘着テンション系に初めて挑戦する方におすすめです。
翔龍は、ヤサカの粘着テンション系ラバーで、価格が比較的手頃です。粘着ラバーの感覚を試してみたい方のエントリーモデルとして最適です。
粘着ラバーが合わない場合は、ディグニクス05という選択肢もあります。粘着ラバーではありませんが、非常に高い回転性能を持つテンション系ラバーです。モーレゴード選手のような回転重視のスタイルを、扱いやすいラバーで実現したい方におすすめです。
バック面ラバーの代替候補
バック面のラバー選びは、自分の戦型やプレースタイルに合わせて選ぶことが重要です。
| ラバー名 | メーカー | 特徴 | おすすめレベル |
|---|---|---|---|
| DNAプラチナXH | STIGA | 弾みと回転のバランスが優れたテンション系 | 中級〜上級 |
| テナジー05 | バタフライ | 高い回転性能と安定性。世界的に人気のラバー | 中級〜上級 |
| ファスタークG-1 | ニッタク | スピード重視のテンション系。バックハンドの威力を求める方に | 中級〜上級 |
| V>15 Extra | VICTAS | 高いスピン性能と安定性。日本製の高性能ラバー | 中級〜上級 |
バック面は、異質型にこだわらなければテナジー05が最も無難な選択肢です。世界中の多くのトップ選手が使用しており、回転性能・スピード・コントロールの全てが高い水準でバランスされています。
Amazonでは上記の各ラバーが購入可能です。特にテナジー05やディグニクス05は人気商品のため、在庫がある際に購入しておくことをおすすめします。
レベル別・モーレゴード風の機材セットアップ提案
ここでは、プレーヤーのレベルに応じたモーレゴード風の機材セットアップを具体的に提案します。無理なくモーレゴード選手のスタイルに近づくためのロードマップとしてご活用ください。
初級者向け(卓球歴1〜2年)
| 部位 | おすすめ機材 | 理由 |
|---|---|---|
| ラケット | サイバーシェイプ ウッド | カーボンなしで扱いやすく、サイバーシェイプの形状に慣れられる |
| フォア面 | 翔龍 | 粘着テンション入門用として最適。価格もお手頃 |
| バック面 | ロゼナ | 初級者でも扱いやすい中硬度のテンション系 |
初級者の方は、まず基本技術の習得を最優先してください。粘着ラバーの感覚に慣れつつ、回転をかける基礎を身につけることが大切です。総重量は170g前後に収めるのが理想的です。
中級者向け(卓球歴3〜5年)
| 部位 | おすすめ機材 | 理由 |
|---|---|---|
| ラケット | インナーフォースレイヤーALCまたはサイバーシェイプ カーボン | カーボン入りで弾みを確保しつつ、回転のかけやすさも維持 |
| フォア面 | ハイブリッドK3またはディグニクス09C | 本格的な粘着テンションで回転量を大幅にアップ |
| バック面 | テナジー05またはDNAプラチナXH | 高い性能で安定したバックハンドプレーが可能 |
中級者の方は、粘着テンション系ラバーの性能を引き出すためのスイングスピードの向上に取り組みましょう。フィジカルトレーニングも並行して行うと、機材の性能をより発揮できるようになります。
上級者向け(卓球歴5年以上・大会出場経験あり)
| 部位 | おすすめ機材 | 理由 |
|---|---|---|
| ラケット | サイバーシェイプ カーボン | モーレゴード選手と同じモデルで最高のパフォーマンスを追求 |
| フォア面 | ディグニクス09C | 最高峰の粘着テンション。圧倒的な回転量とスピード |
| バック面 | DNAハイブリッドXH | モーレゴード選手に近い変化のあるプレーが可能 |
上級者の方は、モーレゴード選手と同じ機材に挑戦してみる価値があります。ただし、機材を変えたからといってすぐに結果が出るわけではありません。最低でも2〜3ヶ月は新しい機材に慣れるための期間を設けてください。
モーレゴードの機材から学ぶ卓球の機材選びの考え方
最後に、モーレゴード選手の機材選択から学べる卓球の機材選びの本質的な考え方をお伝えします。これは、モーレゴード選手のスタイルを真似しない場合でも、全ての卓球プレーヤーに役立つ考え方です。
機材は「武器」ではなく「パートナー」
多くのプレーヤーが、高性能な機材を使えば強くなれると考えがちです。しかし、モーレゴード選手の機材選択を見ると分かるように、自分のプレースタイルに合った機材を選ぶことが最も重要です。
モーレゴード選手は、自分の強みである「変化のあるプレー」を最大化するために異質ラバーの組み合わせを選んでいます。逆に言えば、パワー重視のスタイルには向かない機材でもあるのです。
段階的にステップアップする
モーレゴード選手も、最初から今の機材を使っていたわけではありません。ジュニア時代から段階的に機材をステップアップさせてきました。
一般プレーヤーも同様に、自分の技術レベルに合った機材から始めて、上達に合わせて機材もグレードアップしていくのが最も効率的な上達方法です。
機材の組み合わせを考える
ラケットとラバーは個別に性能が高くても、組み合わせた時のバランスが重要です。硬いラケットに硬いラバーを合わせると、飛びすぎてコントロールが難しくなります。逆に柔らかいもの同士の組み合わせは、威力不足になることがあります。
モーレゴード選手のサイバーシェイプ カーボン+ディグニクス09Cの組み合わせは、カーボンの弾みを粘着ラバーのコントロール性で調整している好例です。このバランス感覚を自分の機材選びにも応用してみてください。
定期的なメンテナンスも重要
機材の性能を維持するためには、定期的なメンテナンスも欠かせません。特に粘着ラバーは表面の粘着力が低下しやすいため、専用のクリーナーでこまめに手入れをしましょう。
Amazonではラバー用クリーナーや保護シートなどのメンテナンス用品も多数販売されています。バタフライのラバーケア用品やスティガのラバー保護フィルムは、多くのプレーヤーに愛用されている定番商品です。
まとめ:モーレゴードのラケット&ラバーを理解して自分に合った機材を選ぼう
この記事で解説してきたポイントを整理します。
- モーレゴード選手はSTIGAサイバーシェイプ カーボンを使用。六角形に近い独特の形状が特徴
- フォア面はディグニクス09C(粘着テンション系)で強烈な回転を生み出している
- バック面はDNAハイブリッドXHで変化のあるプレーを実現している
- フォアとバックの異質な組み合わせが、独創的なプレースタイルの核心
- 一般プレーヤーがそのまま真似するには重量・硬度・技術面でハードルが高い
- 自分のレベルに合った代替用品から始めて、段階的にステップアップするのがおすすめ
- 機材選びの本質は、自分のプレースタイルに合ったバランスの良い組み合わせを見つけること
モーレゴード選手のように世界で活躍する選手の機材を参考にすることは、卓球上達の大きなヒントになります。ただし、最も大切なのは自分自身の技術を磨くことです。機材はあくまでも技術を補助するツールであることを忘れずに、日々の練習に励んでください。
自分に最適な機材を見つけて、卓球をもっと楽しんでいきましょう!
よくある質問(FAQ)
モーレゴードが使用しているラケットは何ですか?
モーレゴード選手は、STIGA(スティガ)のサイバーシェイプ カーボンを使用しています。六角形に近い独特のブレード形状が特徴で、テキストリーム・カーボンを採用した7枚構成のラケットです。この形状により、スイートスポットが中心に集約され、台上でのラケット操作がしやすくなっています。
モーレゴードのフォア面のラバーは何ですか?
フォア面にはバタフライのディグニクス09Cを使用しています。粘着テンション系ラバーに分類され、粘着性による強烈な回転量とテンション技術による弾みを併せ持っています。スポンジ硬度は44度(バタフライ基準)と硬めで、パワーのある選手向けのラバーです。
モーレゴードのバック面のラバーは何ですか?
バック面にはSTIGA(スティガ)のDNAハイブリッドXHを使用しています。このラバーを活かして、変化のあるブロックやカウンター攻撃を行うのがモーレゴード選手の特徴です。フォアとバックで異なるタイプのラバーを使うことで、相手が対応しにくい多彩なボールを繰り出しています。
一般プレーヤーがモーレゴードと同じ機材を使っても大丈夫ですか?
そのまま真似するにはいくつかの注意点があります。まず、ラケットとラバーを合わせた総重量が180g〜190gと重めになります。また、ディグニクス09Cのスポンジ硬度が44度と硬く、十分なスイングスピードがないと性能を引き出せません。まずは同系統の扱いやすいモデル(翔龍やハイブリッドK3など)から始めて、段階的にステップアップすることをおすすめします。
サイバーシェイプ カーボンの代わりになるラケットはありますか?
サイバーシェイプの形状を試したい方には、カーボンなしの「サイバーシェイプ ウッド」がおすすめです。5枚合板で扱いやすく、価格も抑えられています。また、従来の形状で粘着ラバーとの相性が良いラケットとしては、バタフライの「インナーフォースレイヤーALC」やヤサカの「馬林エキストラスペシャル」も人気の選択肢です。
モーレゴードのような粘着ラバーを初めて使う場合のコツは?
粘着ラバーは通常のテンション系ラバーとは打ち方が異なります。まず多球練習で打球感覚を掴むことから始めましょう。ドライブ時はボールを擦る感覚を重視し、ラバーにボールをくい込ませてから打つイメージが大切です。最初は回転重視のループドライブから練習し、慣れてきたらスピードドライブに挑戦してください。慣れるまで最低でも2〜3ヶ月はかかると考えておくと良いでしょう。
モーレゴードの機材のメンテナンス方法は?
特に粘着ラバーであるディグニクス09Cは、表面の粘着力維持が重要です。練習後は毎回専用のラバークリーナーで表面を清掃し、保護シートを貼って保管してください。また、ラバーの寿命は使用頻度にもよりますが、一般的に2〜3ヶ月が目安です。粘着力が明らかに低下したり、スポンジがへたってきたと感じたら交換時期です。Amazonではバタフライやスティガのメンテナンス用品が手軽に入手できます。



