卓球の二度打ちルールを徹底解説!判定基準と対処法


  1. 卓球の二度打ちとは?知っておくべき基本ルール
  2. 二度打ちの定義とITTFの最新ルール(2024年版)
    1. かつてのルール(2009年以前)
    2. 現行ルール(2010年以降)
    3. 日本卓球協会(JTTA)のルールも同様
  3. 二度打ちが起こりやすい5つの場面と具体例
    1. ① 台上の短いボールを処理するとき
    2. ② ブロック時に手首にボールが当たるとき
    3. ③ エッジボール(ラケットの縁に当たるとき)
    4. ④ ロビング(高い弧を描く返球)時
    5. ⑤ サーブのトス後にラケットに触れるとき
  4. 「意図的な二度打ち」と「偶然の二度打ち」の違い
    1. 意図的な二度打ちとは
    2. 1回のストロークの判断基準
    3. 実際の試合での判定事例
  5. 審判が二度打ちを判定するポイント
    1. 音で判断する
    2. ボールの軌道で判断する
    3. プレーヤーの動きで判断する
    4. チャレンジシステムの活用
  6. 二度打ちと間違えやすいルール違反との比較
    1. フリーハンドの反則
    2. ラケットハンドの範囲
    3. サーブに関するルール
  7. 二度打ちを防ぐための練習方法と技術的なコツ
    1. ① ラケット角度の安定化
    2. ② 手首の使い方を改善する
    3. ③ 打球ポイントの改善
    4. ④ ラバーの選択も重要
    5. ⑤ 多球練習で反復する
  8. 知っておくと差がつく!二度打ちに関する豆知識
    1. ルール改正の背景
    2. ペンホルダーと二度打ちの関係
    3. 観客席から見た二度打ち
    4. ラージボール卓球での二度打ち
    5. セルフジャッジの注意点
  9. まとめ:卓球の二度打ちルールのポイント整理
  10. よくある質問(FAQ)
    1. 卓球の二度打ちは反則ですか?
    2. 二度打ちのルールはいつ変わりましたか?
    3. ボールがラケットではなく指に当たった場合はどうなりますか?
    4. 審判がいない試合で二度打ちを指摘されたらどうすればよいですか?
    5. 二度打ちが起こりにくくするにはどうすればよいですか?
    6. ペンホルダーはシェークハンドより二度打ちが起こりやすいですか?
    7. ラージボール卓球でも二度打ちのルールは同じですか?

卓球の二度打ちとは?知っておくべき基本ルール

「あれ、今のは二度打ちじゃないの?」卓球をプレーしていると、こんな場面に遭遇したことはありませんか?二度打ちは卓球のルールの中でも特に議論になりやすいテーマです。試合中に相手から「今のは二度打ちだ」と指摘されて困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、卓球の二度打ちに関するルールを徹底的に解説します。2024年現在の最新ルール、審判の判定基準、よくある二度打ちの場面、そして二度打ちを防ぐための練習方法まで、網羅的にお伝えします。初心者から中級者、さらには審判を担当する方にも役立つ内容です。ぜひ最後までお読みください。

二度打ちの定義とITTFの最新ルール(2024年版)

まず、二度打ちの正確な定義を確認しましょう。二度打ちとは、1回のストローク中にボールがラケットに2回以上接触することを指します。英語では「ダブルヒット(double hit)」と呼ばれます。

かつてのルール(2009年以前)

以前の卓球ルールでは、二度打ちはすべて反則とされていました。ボールがラケットに2回触れた時点で、そのプレーヤーの失点となっていたのです。このルールは非常にシンプルでわかりやすいものでしたが、現実の試合では意図せず二度打ちになってしまうケースが多く、議論を呼んでいました。

現行ルール(2010年以降)

ITTF(国際卓球連盟)は2010年にルールを改正し、二度打ちを合法としました。現在の公式ルールでは、1回のストローク中に意図的であるかどうかにかかわらず、ボールがラケットに2回以上接触しても有効な返球として認められます。

ITTFルール 2.10.1.7 には次のように記載されています。

「ボールが1回のストロークで、ラケットを持つ手の手首から先に1回以上触れた場合でも、それは有効な返球とみなされる」

つまり、現在のルールでは二度打ちは反則ではありません。これは多くの卓球プレーヤーが誤解しているポイントです。

日本卓球協会(JTTA)のルールも同様

日本国内の公式大会を管轄するJTTA(日本卓球協会)も、ITTFのルールに準拠しています。そのため、国内大会でも二度打ちは合法です。ただし、ローカルルールを採用している地域のクラブや学校の部活動では、古いルールが適用されている場合もあるので注意が必要です。

ルールを正確に理解するためには、公式ルールブックを手元に置いておくと安心です。

卓球のルールを体系的に学びたい方には、「よくわかる卓球のルール」(実業之日本社)のような解説書がAmazonで購入できます。審判資格を目指す方にもおすすめの一冊です。

二度打ちが起こりやすい5つの場面と具体例

ルール上は合法とはいえ、二度打ちが起こる場面を知っておくことは重要です。なぜなら、二度打ちになるプレーは技術的に不安定な状態であることが多く、改善の余地があるからです。ここでは、二度打ちが発生しやすい代表的な場面を5つ紹介します。

① 台上の短いボールを処理するとき

ネット際の短いボールをフリック(台上で払うように打つ技術)やストップ(短く止める技術)で返球する際に二度打ちが起こりやすくなります。特に、ボールの回転が強い場合、ラケット面でボールが弾んで再度接触することがあります。

具体的には、相手の下回転サーブを台上でフリックしようとしたとき、回転の影響でボールがラケット面を滑り、もう一度ラバーに触れるケースです。この現象は、初心者から中級者に特に多く見られます。

② ブロック時に手首にボールが当たるとき

相手の強烈なドライブ(上回転の攻撃球)をブロックする際、ボールがラケット面に当たった後、手首やグリップ部分に触れることがあります。現行ルールでは手首から先に触れた場合は有効ですので、これも合法な返球です。

ただし、ボールが手首を超えて前腕に当たった場合は、ラケットハンド(ラケットを持つ手)の範囲外となり失点になります。この境界線は非常に微妙で、審判の判断が分かれることもあります。

③ エッジボール(ラケットの縁に当たるとき)

ラケットの端(エッジ)にボールが当たると、予期せぬ方向にボールが飛び、その過程でラバー面にも触れる場合があります。エッジボール自体は有効な返球ですが、二度打ちの疑惑が生じやすいシチュエーションです。

④ ロビング(高い弧を描く返球)時

相手のスマッシュをロビングで返す際、あわてて打つとラケットにボールが2回接触することがあります。特にバック側に振られたときに起こりやすい現象です。

⑤ サーブのトス後にラケットに触れるとき

サーブ時には、トスしたボールを打つ前にラケットに誤って触れてしまうことがあります。これは厳密には二度打ちとは異なりますが、混同されやすい場面です。サーブのルール違反(トスの高さ不足や手のひらの上にボールを置いていないなど)と合わせて確認しておくとよいでしょう。

台上処理の技術を向上させることで、二度打ちのリスクを減らすことができます。繊細なボールタッチを身につけるには、練習用のプラスチックボール(3スターボール)を大量に用意して反復練習するのが効果的です。AmazonではNittaku(ニッタク)のプラ3スターボールがまとめ買いでお得に購入できます。

「意図的な二度打ち」と「偶然の二度打ち」の違い

旧ルールでは二度打ちの意図性が問われることがありましたが、現行ルールではこの区別は基本的に不要です。しかし、実際の試合では「意図的な二度打ち」に見えるプレーが物議を醸すこともあります。ここではその違いについて詳しく解説します。

意図的な二度打ちとは

プレーヤーがわざとボールをラケットに2回当てて、回転やコースを変えるプレーです。たとえば、1打目でボールを軽くタッチして浮かせ、2打目でスマッシュを打つような動作が考えられます。

現行ルールでは、これも1回のストローク中に行われていれば合法です。ただし、1回のストロークとは「ラケットを振る1つの連続した動作」を指します。一度ラケットを止めてから再び振り直した場合は、2回のストロークとみなされ、失点になる可能性があります。

1回のストロークの判断基準

「1回のストローク」かどうかの判断基準は以下の通りです。

  • 連続した1つの腕の動きであること
  • ラケットを振る方向が一貫していること
  • 動作の途中で明らかな停止がないこと

これらを満たしていれば、ボールが2回以上ラケットに触れても合法です。逆に、明らかにラケットを止めてから振り直した場合は「2回のストローク」となり反則です。

実際の試合での判定事例

国際大会でも二度打ちの判定が注目されたケースがあります。2016年のリオオリンピックでは、ある選手のブロックが二度打ちに見えるとして議論になりましたが、審判は「1回のストローク」と判断し、有効な返球として認めました。

こうした判定は、審判の経験と瞬間的な判断力に委ねられます。映像のスロー再生でようやく確認できるほど微妙なケースも少なくありません。

審判が二度打ちを判定するポイント

試合中に審判はどのように二度打ちを判定しているのでしょうか。審判の視点を知ることで、プレーヤーとしてもルールへの理解が深まります。

音で判断する

経験豊富な審判は、ボールがラケットに当たる音で二度打ちを判断することがあります。通常の打球音は「パン」と1回の音ですが、二度打ちの場合は「パパン」と短い間隔で2回の音がします。ただし、騒がしい会場では音だけでの判断が困難な場合もあります。

ボールの軌道で判断する

二度打ちが発生すると、ボールの軌道が通常と異なることがあります。不自然な方向にボールが飛んだり、回転が急に変化したりする場合、審判は二度打ちの可能性を考慮します。

ただし、現行ルールでは二度打ちは合法のため、審判が二度打ちを確認してもポイントを止める必要はありません。問題になるのは「1回のストロークかどうか」の判断のみです。

プレーヤーの動きで判断する

審判は、プレーヤーの腕やラケットの動きを注視しています。1回の連続した動作かどうかを瞬時に判断するのです。明らかにラケットを止めてから振り直す動作が見えた場合のみ、反則と判定されます。

チャレンジシステムの活用

近年の国際大会では、ビデオ判定(チャレンジシステム)が導入されるケースも増えています。Tリーグ(日本のプロ卓球リーグ)でも一部の試合でビデオ判定が活用されています。二度打ちの判定でも、スロー映像を確認することでより正確な判断が可能になっています。

審判資格の取得を目指す方や、正確なルール知識を身につけたい方は、日本卓球協会公認の審判用具セットをチェックしてみてください。Amazonでは審判用のスコアボードやイエローカードセットなども購入できます。

二度打ちと間違えやすいルール違反との比較

二度打ちに関連して、混同されやすいルール違反がいくつかあります。正しく区別できるよう、ここで整理しておきましょう。

プレー内容 合法/反則 詳細説明
1回のストロークでボールが2回ラケットに触れる 合法 現行ルールでは有効な返球
2回のストロークでボールを打つ 反則 一度ラケットを止めて振り直すと失点
ボールがラケットハンドの手首より上(前腕)に当たる 反則 ラケットハンドの範囲外への接触は失点
ボールがラバー面ではなくラケットの側面に当たる 合法 ラケットの木部に当たっても有効
フリーハンド(ラケットを持たない手)でボールに触れる 反則 フリーハンドの台への接触も反則
体にボールが当たってから打ち返す 反則 ラケットハンド以外の体に触れると失点
エッジボール(ラケットの縁に当たる) 合法 ラケットの表面に限らず、縁でも有効

フリーハンドの反則

二度打ちと混同されやすいのが、フリーハンド(ラケットを持っていない方の手)に関する反則です。ラリー中にフリーハンドがプレー面(台の表面)に触れると失点になります。また、フリーハンドでボールに触れた場合も当然反則です。

ラケットハンドの範囲

ルール上、「ラケットハンド」とはラケットを持つ手の手首から先を指します。ボールが指やラケットのグリップ部分に当たった場合は合法ですが、手首を超えて前腕に当たると失点です。

この境界線は非常に微妙で、プレーヤー自身でも判断が難しい場面があります。普段から手首の位置を意識したフォームを身につけることが大切です。

サーブに関するルール

サーブ時にも二度打ちに似た反則があります。たとえば、トスしたボールを打つ前にフリーハンドで再度触れてしまうと、サーブのやり直し(レット)ではなく失点となります。サーブのルールは別途詳しく確認しておくことをおすすめします。

二度打ちを防ぐための練習方法と技術的なコツ

現行ルールでは二度打ちは合法ですが、二度打ちになるプレーは技術的に安定していない証拠でもあります。安定した返球を目指すために、二度打ちが起こりにくいフォームや技術を身につけましょう。

① ラケット角度の安定化

二度打ちが起こる主な原因の一つは、ラケット角度が不安定であることです。特に台上処理の際、ラケット面がぶれるとボールがラバー上で跳ねて再接触しやすくなります。

練習方法としては、壁に向かってボールを打ち、同じ角度で返ってくるように繰り返す「壁打ち練習」が効果的です。ラケット面の安定性を意識しながら、1分間に50回以上のテンポで行ってみましょう。

② 手首の使い方を改善する

台上技術で二度打ちが多い方は、手首を過度に使いすぎている可能性があります。手首のスナップは回転をかけるために重要ですが、コントロールが効かないほど大きく動かすと、ボールとの接触が不安定になります。

手首の動きを小さくし、前腕全体で安定したスイングを心がけてみてください。具体的には、手首の可動域を通常の半分程度に抑えて台上練習を行います。

③ 打球ポイントの改善

ボールを体の近くで打ちすぎると、窮屈なスイングになり二度打ちのリスクが高まります。適切な打球ポイントは、体の前方30〜40cm程度の位置です。

足のフットワークを使って、常にボールとの最適な距離を保つ意識を持ちましょう。多球練習(コーチがボールを連続して出す練習)で、フットワークと打球ポイントを同時に鍛えるのが効果的です。

④ ラバーの選択も重要

使用しているラバーの性能も二度打ちに影響します。粘着性の高いラバーは、ボールがラバー面に長く接触するため、二度打ちのような感覚が生まれやすくなります。一方、テンション系ラバー(弾みの強いラバー)は、ボールの離れが早いため二度打ちが起こりにくい傾向があります。

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また、ラケット本体の選択も重要です。打球感がしっかりしたラケットを選ぶことで、ボールとの接触時間をコントロールしやすくなります。Amazonで人気のバタフライ「インナーフォースレイヤーZLC」は、しなりのある打球感で台上処理もやりやすいラケットです。

⑤ 多球練習で反復する

二度打ちを防ぐためには、問題が起こりやすい場面を繰り返し練習することが一番の近道です。パートナーやコーチに短い下回転のボールを出してもらい、台上フリックやツッツキを安定して返球できるまで練習しましょう。

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知っておくと差がつく!二度打ちに関する豆知識

ここでは、二度打ちに関するちょっとした豆知識をご紹介します。試合中のコミュニケーションや、卓球仲間との話題にも役立つ情報です。

ルール改正の背景

2010年の二度打ちルール改正は、「故意か偶然かの判断が難しい」という現場の声を受けて行われました。審判によって判断が異なるグレーゾーンをなくし、よりシンプルでフェアなルールを目指した結果です。

この改正により、特に台上プレーでの判定トラブルが大幅に減少したと言われています。

ペンホルダーと二度打ちの関係

興味深いことに、ペンホルダーグリップ(ラケットをペンのように握る持ち方)のプレーヤーは、シェークハンドグリップ(握手のように握る持ち方)のプレーヤーに比べて二度打ちが起こりやすいとされています。

これは、ペンホルダーの場合、ラケット面が小さく、グリップ部分が打球面に近いため、ボールが指やグリップに触れやすいことが原因です。ペンホルダーを使用している方は、特にグリップの握り方を工夫する必要があります。

観客席から見た二度打ち

プロの試合を観戦していると、二度打ちのように見えるプレーに「おっ!」と声が上がることがあります。しかし、テレビのスロー再生で確認すると実際には1回の接触であることがほとんどです。人間の目は時速100kmを超える卓球のボールの細かい接触を正確に捉えることが難しいのです。

ラージボール卓球での二度打ち

通常の卓球ボール(直径40mm)よりも大きいラージボール(直径44mm)を使用するラージボール卓球でも、二度打ちのルールは同じです。ただし、ラージボールはスピードが遅く回転もかかりにくいため、二度打ちが発生する頻度は通常の卓球よりも低いとされています。

セルフジャッジの注意点

市民大会や練習試合など、審判がいない場面でのセルフジャッジは特に注意が必要です。二度打ちのルール改正を知らないプレーヤーも多く、「二度打ちは反則だ」と主張されるケースがあります。

こうした場面では、冷静にルールを説明できるよう、ルールブックのコピーやスマートフォンで公式ルールを見せられる準備をしておくと安心です。相手と揉めることなくスムーズに試合を進められます。

まとめ:卓球の二度打ちルールのポイント整理

この記事で解説した卓球の二度打ちルールについて、重要なポイントを整理します。

  • 現行ルール(2010年改正)では、二度打ちは合法。1回のストローク中にボールが2回以上ラケットに触れても有効な返球です。
  • 「1回のストローク」が条件。ラケットを一度止めて振り直すと2回のストロークとなり反則です。
  • 手首から先に触れた場合は合法。前腕に当たると失点になります。
  • 二度打ちが起こりやすい場面は、台上処理、ブロック、エッジボールなどです。
  • 二度打ちを防ぐには、ラケット角度の安定化、打球ポイントの改善、手首の動きのコントロールが重要です。
  • ラバーやラケットの選択も二度打ちの発生頻度に影響します。
  • セルフジャッジの試合では、最新ルールを把握しておくとトラブルを避けられます。

二度打ちのルールは、卓球をプレーする上で必ず知っておくべき基本的な知識です。正しいルールを理解した上で、技術的にも安定したプレーを目指していきましょう。

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よくある質問(FAQ)

卓球の二度打ちは反則ですか?

いいえ、現行ルール(2010年改正)では二度打ちは反則ではありません。1回のストローク(連続した1つの腕の動き)中にボールがラケットに2回以上触れても、有効な返球として認められます。ただし、ラケットを一度止めて振り直す場合は2回のストロークとなり反則です。

二度打ちのルールはいつ変わりましたか?

2010年にITTF(国際卓球連盟)がルールを改正しました。それ以前は二度打ちはすべて反則でしたが、故意か偶然かの判断が難しいという現場の声を受け、1回のストローク中の二度打ちを合法としました。日本卓球協会(JTTA)も同じルールを採用しています。

ボールがラケットではなく指に当たった場合はどうなりますか?

ボールがラケットを持つ手の手首から先(指を含む)に当たった場合は、有効な返球として認められます。ただし、手首を超えて前腕(腕の部分)に当たった場合は反則となり、失点になります。

審判がいない試合で二度打ちを指摘されたらどうすればよいですか?

まず冷静に対応し、現行ルールでは二度打ちが合法であることを説明しましょう。ITTFや日本卓球協会の公式ルールをスマートフォンで見せるのも有効です。古いルールを知っている方も多いため、お互いに確認し合うことでスムーズに試合を進められます。

二度打ちが起こりにくくするにはどうすればよいですか?

ラケット角度を安定させること、適切な打球ポイント(体の前方30〜40cm程度)で打つこと、手首を過度に使いすぎないことが重要です。また、テンション系ラバーのようにボールの離れが早いラバーを使うことで、二度打ちのリスクを軽減できます。台上技術の多球練習を繰り返し行うのも効果的です。

ペンホルダーはシェークハンドより二度打ちが起こりやすいですか?

一般的に、ペンホルダーグリップはシェークハンドグリップに比べて二度打ちが起こりやすいとされています。ラケット面が小さく、グリップ部分が打球面に近いため、ボールが指やグリップに触れやすいことが原因です。グリップの握り方を工夫することで改善できます。

ラージボール卓球でも二度打ちのルールは同じですか?

はい、ラージボール卓球でも二度打ちのルールは通常の卓球と同じです。1回のストローク中の二度打ちは合法です。ただし、ラージボールはスピードが遅く回転もかかりにくいため、実際に二度打ちが発生する頻度は通常の卓球よりも低い傾向にあります。