卓球ラケットの重さはプロ選手だとどのくらい?気になる疑問を徹底解説
「プロ卓球選手のラケットってどのくらいの重さなんだろう?」「自分のラケットは重すぎる?軽すぎる?」こんな疑問を感じたことはありませんか。卓球において、ラケットの重さはプレースタイルや試合のパフォーマンスに直結する非常に重要な要素です。しかし、最適な重さは人によって大きく異なり、正解が一つではないからこそ悩みやすいポイントでもあります。
この記事では、世界のトップ選手が実際に使用しているラケットの重量データをもとに、プロが重さをどう選んでいるのか、そして一般プレーヤーが自分に合った重さを見つけるための具体的な方法を詳しく解説します。重量調整テクニックやおすすめの用具情報まで網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。
プロ卓球選手が使うラケットの重さ一覧【男女別データ】
まず、多くの方が最も気になるであろうプロ選手の使用ラケット重量を見ていきましょう。ここでの「重さ」とは、ラケット本体(ブレード)にラバーを両面に貼った状態の「総重量」を指します。ブレード単体の重さとは異なりますのでご注意ください。
男子トップ選手のラケット総重量
| 選手名 | 国籍 | ラケット総重量(目安) | プレースタイル |
|---|---|---|---|
| 樊振東(ファン・ジェンドン) | 中国 | 約190〜195g | 両ハンドドライブ型 |
| 馬龍(マロン) | 中国 | 約188〜193g | オールラウンド型 |
| 張本智和 | 日本 | 約185〜190g | 前陣速攻ドライブ型 |
| 林昀儒(リン・ユンジュ) | 台湾 | 約183〜188g | 両ハンドドライブ型 |
| 雨果・カルデラノ | ブラジル | 約185〜192g | パワードライブ型 |
| 戸上隼輔 | 日本 | 約186〜191g | パワードライブ型 |
男子トップ選手の総重量はおおむね185〜195gの範囲に集中しています。特に中国選手はやや重めの設定を好む傾向が見られます。これは、重いラケットほどボールに威力を乗せやすく、相手の強打にも押し負けにくいためです。
女子トップ選手のラケット総重量
| 選手名 | 国籍 | ラケット総重量(目安) | プレースタイル |
|---|---|---|---|
| 孫穎莎(スン・インシャ) | 中国 | 約175〜180g | 前陣速攻型 |
| 陳夢(チェン・ムン) | 中国 | 約178〜183g | 両ハンドドライブ型 |
| 早田ひな | 日本 | 約176〜182g | パワードライブ型 |
| 伊藤美誠 | 日本 | 約170〜175g | 前陣速攻型 |
| 王曼昱(ワン・マンユ) | 中国 | 約177〜182g | 両ハンドドライブ型 |
女子選手の場合は170〜183g程度が主流です。男子と比較すると10〜15g程度軽い傾向がありますが、早田ひな選手のように男子に近い重さを使いこなすパワータイプの選手もいます。
プロが使うラケットの重量は、本人の筋力やプレースタイルに合わせて厳密に調整されています。単に「重ければ強い」というわけではないことを理解しておきましょう。
ラケットの重さがプレーに与える5つの影響
なぜプロ選手はラケットの重さにこだわるのでしょうか。ここでは、重さがプレーにどのような影響を与えるのか、5つの観点から解説します。
1. 打球の威力とスピード
物理的な原則として、重いラケットほど打球にエネルギーを伝えやすくなります。同じスイングスピードであれば、重いラケットの方がボールに与える運動量は大きくなります。プロ男子選手がやや重めのラケットを好むのは、この威力の面が大きな理由です。
2. スイングスピードと操作性
一方で、ラケットが重いとスイングスピードが落ちるリスクがあります。軽いラケットは振り抜きが良く、台上での細かい技術やカウンターがやりやすいという利点があります。伊藤美誠選手が比較的軽いラケットを選んでいるのは、前陣での素早い切り替えを重視しているからだと考えられます。
3. ブロック・守備の安定性
相手の強打を受け止めるブロックの場面では、ラケットの重さが有利に働きます。重いラケットは相手の打球に押されにくく、ブロックが安定します。特に対ドライブのブロックでは、軽いラケットだとボールに押されてオーバーミスが増える傾向があります。
4. 回転量への影響
ドライブの回転量はスイングスピードに大きく依存します。そのため、重すぎてスイングスピードが落ちると、かえって回転量が減少する場合があります。自分が最も速くスイングできる重さが、回転量を最大化できるポイントです。
5. 体への負担と持久力
重いラケットは肩や手首、肘への負担が大きくなります。プロ選手は日々のトレーニングで筋力を維持しているからこそ重いラケットを扱えますが、一般プレーヤーが無理に重いラケットを使うと故障の原因になりかねません。長時間の練習や試合後半の疲労も考慮する必要があります。
このように、ラケットの重さは単純な「重い=良い」「軽い=悪い」という話ではなく、さまざまな要素のバランスで最適値が決まります。
プロ選手のラケット重量選びの考え方と哲学
プロ卓球選手がラケットの重さを選ぶ際には、いくつかの共通した考え方があります。ここでは、トップ選手や専門コーチの発言などから見えてくる「重さ選びの哲学」をご紹介します。
「振り切れる最大の重さ」が基本原則
多くのプロ選手やコーチが口を揃えて言うのが、「自分が振り切れる範囲で最も重いラケットを使う」という原則です。この考え方はシンプルですが非常に理にかなっています。
スイングスピードを維持できる限界の重さであれば、威力と操作性の両方を最大化できます。逆に、振り切れない重さのラケットでは、スイングが中途半端になり、威力も精度も落ちてしまいます。
季節やコンディションで微調整する
実はプロ選手の多くは、季節や自身のコンディションに応じてラケットの重さを微調整しています。たとえば、夏場は汗で手が滑りやすくなるためグリップテープを巻いて若干重くしたり、疲労が蓄積する大会終盤ではわずかに軽めのラバーに変更したりするケースもあります。
中国ナショナルチームでは、選手ごとに数本のラケットを用意し、それぞれ微妙に重さの異なるセッティングを準備していると言われています。1g単位のこだわりがプロの世界なのです。
ブレードとラバーの重量バランスも重要
プロが重視するのは総重量だけではありません。ブレード(ラケット本体)とラバーの重量バランスも非常に重要です。同じ総重量190gでも、ブレードが85gでラバーが合計105gの場合と、ブレードが90gでラバーが合計100gの場合では、打球感やバランスポイントが大きく異なります。
一般的に、ブレードが重くラバーが軽い組み合わせは「手元重心」になり、操作性が上がります。逆にブレードが軽くラバーが重い場合は「先端重心」になり、遠心力を活かした威力のあるスイングが可能です。
年齢やキャリアによる変化
プロ選手の中には、キャリアの進行に伴ってラケットの重さを変える選手もいます。若い頃はパワーにまかせて重いラケットを使い、30代以降は操作性を重視してやや軽めに移行するパターンが見られます。馬龍選手も全盛期と比較すると、近年は若干軽めのセッティングにシフトしていると言われています。
一般プレーヤーの最適なラケット重量の見つけ方
プロ選手のデータを参考にしつつ、一般プレーヤーはどのように最適な重さを見つければよいのでしょうか。ここでは実践的な方法を紹介します。
レベル別の推奨重量ガイドライン
| プレーヤーレベル | 推奨総重量(目安) | ポイント |
|---|---|---|
| 初心者(始めて1年未満) | 150〜165g | 操作性重視、軽めで基本技術を習得 |
| 中級者(3〜5年程度) | 165〜180g | 威力と操作性のバランスを意識 |
| 上級者(5年以上・大会出場) | 175〜190g | プレースタイルに合わせた最適化 |
| トップアマ・実業団レベル | 180〜195g | プロに近い重量設定も可能 |
上の表はあくまで目安です。体格や筋力、プレースタイルによって大きく変わります。最も大切なのは、自分が3時間以上の練習でも振り切り続けられるかどうかです。
最適な重さを見つける3ステップ
ステップ1:現在のラケット総重量を測る
まずは今使っているラケットの総重量を正確に測りましょう。キッチンスケールでも十分測定できます。この数値が現在の基準点になります。
ステップ2:練習後半の状態をチェックする
2〜3時間の練習を行い、後半のプレーの質を確認してください。フォアドライブのスイングが最後まで振り切れているか、バックハンドの切り替えが遅くなっていないかがチェックポイントです。練習後半でも問題なくスイングできていれば、その重さは適正です。もし明らかにスイングが鈍っているなら、やや軽くする必要があります。
ステップ3:段階的に調整する
重さを変えるときは一度に5g以内の範囲で段階的に調整するのがおすすめです。急に10g以上変えると感覚が大きく変わり、技術的なバランスが崩れることがあります。
体格・プレースタイル別の傾向
プレースタイルによっても適正重量は変わります。前陣で速いピッチのラリーを好む選手は軽めが有利で、中〜後陣からパワードライブで攻める選手はやや重めが有利です。
また、カット主戦型(カットマン)の場合は、やや軽めのラケットを選ぶケースが多いです。長時間のラリーで体力を消耗しやすいため、170〜180g程度を好む選手が多い傾向があります。
用具選びをさらに詳しく知りたい方は、卓球ラバーの選び方やシェークハンドとペンホルダーの違いといった関連記事もぜひ参考にしてください。
ラケットの重量を調整する実践テクニック
「今のラケットの重さをもう少し変えたい」という場合に使える、具体的な重量調整テクニックをご紹介します。
重くしたい場合の方法
サイドテープを使う
最も手軽な方法が、ラケットのエッジ部分に貼るサイドテープを重めのものに変更することです。一般的なサイドテープは2〜5g程度ですが、鉛テープなど重量のあるテープを使えば5〜10g程度の増量が可能です。
ただし、エッジ部分の重量が増えると先端重心になり、打球感が変わる点に注意してください。
厚めのラバーに変更する
ラバーのスポンジ厚を変えることで重量を調整できます。たとえば、スポンジ厚を「中」(1.7〜1.8mm)から「特厚」(MAX・2.1〜2.2mm)に変更すると、片面あたり約5〜8g重くなります。両面で10〜16gの増加になるため、効果は大きいです。
重めのラバーを選ぶ
同じスポンジ厚でも、ラバーの銘柄によって重量は異なります。テナジー05は比較的軽量(カット後約42〜47g程度)ですが、ディグニクス09Cのような粘着系テンションラバーは50g以上になることもあります。
軽くしたい場合の方法
軽量ブレードに変更する
根本的にラケットを軽くしたい場合は、ブレード自体を軽量なものに変更するのが効果的です。同じシリーズでも、木材の個体差で5〜10g程度の違いがあることは珍しくありません。購入時に実際の重さを確認できるショップを利用しましょう。
薄めのスポンジに変更する
スポンジ厚を「特厚」から「厚」や「中」に変更すれば軽量化できます。ただし、打球の威力や回転量も変わるため、性能面のトレードオフは理解しておく必要があります。
片面のみラバーを軽量化する
両面を同時に変えるのではなく、まずは使用頻度の低い面だけを軽量なラバーに変えるという方法もあります。たとえばバック面を軽いラバーにして、フォア面は威力を維持するという選択です。
重量調整におすすめの卓球用品
重量の微調整にはデジタルキッチンスケールが便利です。0.1g単位で測定できるモデルなら、ラバー貼り替え前後の重量変化を正確に把握できます。Amazonで2,000円前後から購入でき、卓球用具の管理に非常に役立ちます。
また、ラケットの重さ調整をしながらラバーの貼り替えを自分で行う方には、バタフライの卓球メンテナンスセットがおすすめです。接着剤、スポンジ、ハサミがセットになっており、Amazonで手軽に購入可能です。自分でラバーを貼り替えられるようになると、重量管理がぐっと楽になります。
プロも愛用するラバーとして、バタフライ ディグニクス09Cは粘着テンション系で重量感があり、威力重視の方に人気です。逆に軽量系を求める方にはバタフライ テナジー05が定番で、どちらもAmazonでベストセラーとなっています。
さらにブレード選びでは、バタフライ ビスカリアはプロ使用率が非常に高く、適度な重量とバランスの良さが魅力です。張本智和選手が使用するモデルとしても知られており、Amazonでも人気のラケットです。中級者から上級者へのステップアップ用品としてもおすすめです。
プロの使用用具から見る「ブレード × ラバー」重量バランスの具体例
ここでは、プロ選手の用具構成を参考に、ブレードとラバーの重量バランスの具体例を見てみましょう。
パワータイプの構成例(総重量:約190g)
| パーツ | 用具例 | 重量(目安) |
|---|---|---|
| ブレード | ビスカリア | 約87g |
| フォア面ラバー | ディグニクス09C(特厚) | 約52g |
| バック面ラバー | ディグニクス05(特厚) | 約48g |
| サイドテープ等 | — | 約3g |
| 合計 | — | 約190g |
この構成は中国選手に近いパワータイプのセッティングです。フォア面に重い粘着テンションラバーを配置し、強烈なドライブの威力を引き出します。バック面はやや軽めのラバーにして操作性を確保するのがポイントです。
バランスタイプの構成例(総重量:約180g)
| パーツ | 用具例 | 重量(目安) |
|---|---|---|
| ブレード | ティモボルALC | 約86g |
| フォア面ラバー | テナジー05(特厚) | 約46g |
| バック面ラバー | テナジー05(厚) | 約42g |
| サイドテープ等 | — | 約3g |
| 合計 | — | 約177g |
こちらはバランス重視のセッティングです。操作性と威力を両立させたい中上級者に人気の組み合わせで、日本の多くのプレーヤーに支持されています。
軽量・スピードタイプの構成例(総重量:約170g)
| パーツ | 用具例 | 重量(目安) |
|---|---|---|
| ブレード | インナーフォースレイヤーALC | 約83g |
| フォア面ラバー | テナジー80(厚) | 約42g |
| バック面ラバー | テナジー64(厚) | 約40g |
| サイドテープ等 | — | 約3g |
| 合計 | — | 約168g |
前陣での速攻プレーを好む選手や、体力面に不安のあるプレーヤーにおすすめの軽量構成です。伊藤美誠選手のように、スピードとピッチで勝負するスタイルに合っています。
これらの構成はあくまで一例ですが、プロの考え方を取り入れて自分のラケットをカスタマイズする際の参考になるはずです。
ラケット重量に関するよくある誤解と注意点
ラケットの重さに関しては、多くの誤解が広まっています。ここでは代表的なものを取り上げて正しい情報をお伝えします。
誤解1:「プロと同じ重さにすれば上手くなれる」
これは最も多い誤解です。プロ選手は毎日数時間のトレーニングを何年も積み重ねた上で、その重さのラケットを使いこなしています。筋力やスイング技術が伴わない状態でプロと同じ重さにしても、むしろパフォーマンスは低下します。自分の現在の実力と体力に合った重さを選ぶことが大切です。
誤解2:「軽いラケットは初心者向け」
軽いラケットは確かに初心者にも扱いやすいですが、「軽い=初心者用」ではありません。プロの女子選手やベテラン選手の中にも軽めのラケットを愛用している選手は多数います。軽さには操作性やスイングスピードという明確なメリットがあり、戦術的な選択として軽量ラケットを使うのは立派な判断です。
誤解3:「重量は1gの違いもわかる」
よく「1g変わると打球感が全然違う」と言われますが、実際にブラインドテストを行うと3g以内の違いを正確に感じ取れる人はごくわずかです。プロレベルでは1〜2gの違いも重要になりますが、一般プレーヤーは3〜5g程度の幅で考えれば十分です。あまり神経質になりすぎず、大まかな方向性(もう少し重くしたい・軽くしたい)で判断しましょう。
誤解4:「カタログ表記の重量で判断してよい」
ラケットもラバーも、カタログ表記の重量と実際の重量にはかなりの個体差があります。ブレードで±5g、ラバーで±3g程度のばらつきは一般的です。実際に購入した製品を自分で計量することが重要で、カタログスペックだけで判断するのは避けた方がよいでしょう。
注意点:故障リスクを軽視しない
重いラケットの使用で最も注意すべきは手首や肘の故障です。テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に似た症状は、卓球選手にも多く見られます。特に30代以上の方や、週に3回以上練習する方は、無理のない重さを選ぶことが長く卓球を楽しむコツです。
まとめ:プロのラケット重量から学ぶ最適な重さの選び方
この記事のポイントを整理します。
- プロ男子選手のラケット総重量は185〜195g、女子選手は170〜183gが主流
- ラケットの重さは打球威力・操作性・守備力・回転量・体への負担の5つに影響する
- プロの基本原則は「振り切れる最大の重さ」を選ぶこと
- 一般プレーヤーは自分のレベルと体力に合った重さを選び、段階的に調整するのがベスト
- ブレードとラバーの重量バランスも重要な要素
- プロと同じ重さにすることが正解ではなく、自分に最適な重さを見つけることが大切
- 故障予防のためにも、無理のない重さを選ぶ意識を持つ
ラケットの重さは卓球のパフォーマンスに大きく影響する要素ですが、正解は一人ひとり異なります。この記事で紹介したプロ選手のデータや調整テクニックを参考に、ぜひ自分にとってのベストな重さを見つけてください。用具を最適化することで、あなたの卓球はきっと一段階レベルアップするはずです。
よくある質問(FAQ)
プロ卓球選手のラケットの重さはどのくらいですか?
プロ男子選手のラケット総重量(ブレード+両面ラバー)は185〜195g程度、女子選手は170〜183g程度が一般的です。ただし選手のプレースタイルや体格によって個人差があり、中国選手はやや重め、前陣速攻型の選手はやや軽めの傾向があります。
卓球ラケットの重さはどうやって測ればいいですか?
キッチンスケール(デジタル計量器)で簡単に測定できます。0.1g単位で測れるモデルがおすすめで、Amazonなどで2,000円前後から購入可能です。ブレード単体の重さと、ラバーを貼った後の総重量の両方を記録しておくと管理しやすいです。
一般的な卓球プレーヤーに最適なラケットの重さは?
初心者は150〜165g、中級者は165〜180g、上級者は175〜190gが目安です。最も重要なのは「2〜3時間の練習の後半でも振り切れる重さ」であること。無理に重いラケットを使うと故障のリスクがあるため、自分の体力に合った重さを選びましょう。
ラケットが重すぎると感じたらどうすればいいですか?
まずラバーのスポンジ厚を薄くする(特厚→厚など)方法が手軽です。片面あたり5〜8g程度軽くなります。それでも重い場合はブレード自体を軽量なモデルに変更しましょう。一度に大幅に変えるのではなく、5g以内の範囲で段階的に調整するのがおすすめです。
ラケットの重さとバランスポイントの違いは何ですか?
重さ(総重量)はラケット全体の質量、バランスポイントは重心の位置を指します。同じ総重量でも、ブレードが重くラバーが軽ければ手元重心(操作性が高い)、ブレードが軽くラバーが重ければ先端重心(遠心力で威力が出る)になります。プロはこの両方を考慮して用具を選んでいます。
プロと同じラケットの重さにすれば上達しますか?
いいえ、プロと同じ重さにすることが必ずしも上達に繋がるわけではありません。プロは長年のトレーニングで培った筋力と技術があるからこそ重いラケットを使いこなせます。自分の現在の体力とスキルに合った重さを選び、技術の向上に合わせて段階的に調整していく方が効果的です。
ラバーの種類によってラケットの重さはどのくらい変わりますか?
ラバーの種類やスポンジ厚によって、片面あたり5〜15g程度の差が出ます。たとえば軽量系のテナジー05(特厚)が約46gに対し、粘着テンション系のディグニクス09C(特厚)は約52gと6g程度の差があります。両面合計では10g以上の違いになるため、ラバー選びはラケットの重さに大きく影響します。



