卓球ラケット選びで迷っていませんか?この記事が完全ガイドです
「卓球ラケットの種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」「自分のプレースタイルに合ったラケットを知りたい」——そんな悩みを持っていませんか?
卓球ラケットは、グリップの形状やブレードの素材、合板の枚数など、驚くほど多くの要素が組み合わさっています。初心者の方はもちろん、中級者・上級者でもラケット選びに迷うことは珍しくありません。
この記事では、卓球ラケットの種類と選び方を完全ガイドとして網羅的に解説します。グリップの種類からブレードの素材、プレースタイル別の選び方、予算別のおすすめラケットまで、すべてをカバーしました。読み終わる頃には、あなたにぴったりの一本が見つかるはずです。
卓球ラケットの基本構造を理解しよう
ラケットの種類を理解する前に、まず基本構造を知っておきましょう。構造を理解すると、選び方の基準が明確になります。
ブレード(板の部分)
ブレードとは、ボールを打つ板の部分です。卓球ラケットの心臓部ともいえる部分で、素材や厚さによって打球感が大きく変わります。一般的な厚さは5.5mm~7.0mm程度です。薄いブレードはコントロール性が高く、厚いブレードはスピードが出やすい傾向があります。
グリップ(持ち手の部分)
グリップはラケットの握り部分です。形状によってシェークハンドやペンホルダーなどの種類に分かれます。グリップの太さや形も打球感やフィット感に影響を与えます。
ラバー(ゴムの部分)
ブレードの両面に貼るゴム素材です。ラバーはラケット本体とは別売りの場合がほとんどで、組み合わせによって性能が大きく変化します。ラバーの選び方も重要ですが、今回はラケット本体にフォーカスして解説します。
| 構成要素 | 役割 | 性能への影響 |
|---|---|---|
| ブレード | ボールを打つ板 | 弾み・打球感・重量 |
| グリップ | 握り部分 | 操作性・フィット感 |
| ラバー | ボールとの接触面 | 回転・スピード・コントロール |
卓球ラケットのグリップの種類|シェークハンドとペンホルダー
卓球ラケットの最も大きな分類は、グリップの種類です。大きく分けて「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類があります。現在の世界的なトレンドではシェークハンドが主流ですが、ペンホルダーにも独自の強みがあります。
シェークハンド
握手するようにグリップを握るタイプのラケットです。現在、世界のトッププレーヤーの約90%以上がシェークハンドを使用しています。
メリット:
- フォアハンドとバックハンドの切り替えがスムーズ
- 両面にラバーを貼るため、戦術の幅が広い
- 初心者でも握りやすく、基本技術を習得しやすい
- パワードライブやカウンターなど攻撃的な技術に向いている
デメリット:
- ミドル処理(体の正面に来たボール)がやや難しい
- 手首の可動域がペンホルダーに比べてやや狭い
シェークハンドのグリップ形状はさらに細かく分類できます。
| グリップ形状 | 特徴 | 向いているプレーヤー |
|---|---|---|
| FL(フレア) | 先端が広がった形状。最も一般的 | オールラウンド。初心者にもおすすめ |
| ST(ストレート) | 真っすぐな形状。握り替えしやすい | サーブの種類を増やしたい方 |
| AN(アナトミック) | 中央が膨らんだ形状。フィット感が高い | しっかり握ってパワーで打ちたい方 |
| CO(コニック) | 先端に向かって細くなる形状 | 繊細なタッチを重視する方 |
特にこだわりがなければ、最も汎用性の高いFL(フレア)を選ぶのがおすすめです。日本の卓球ショップでも在庫が最も豊富で、初心者から上級者まで幅広く使われています。
ペンホルダー
ペンを持つようにグリップを握るタイプです。日本や中国、韓国などアジア圏で伝統的に使われてきました。
メリット:
- 手首の可動域が広く、サーブに多彩な変化をつけやすい
- 台上処理(ネット際の短いボール)が非常に得意
- 独特の打球感で、繊細なタッチが可能
デメリット:
- バックハンドの処理がシェークハンドに比べて難しい
- 長時間のラリーで手首に負担がかかりやすい
ペンホルダーもさらに種類が分かれます。
| 種類 | 特徴 | 代表的な使用選手 |
|---|---|---|
| 日本式ペン(日ペン) | 片面にラバーを貼る。ヒノキ単板が主流 | 柳承敏(韓国) |
| 中国式ペン(中ペン) | 両面にラバーを貼れる。裏面打法が可能 | 許昕(中国)・王皓(中国) |
近年は、ペンホルダーでも裏面にラバーを貼って裏面打法を使う「中国式ペン」が増えています。中国の許昕選手は中ペンの裏面打法で世界ランキング1位を獲得した実績があり、ペンホルダーの可能性を広げました。
初心者の方がペンホルダーを選ぶ場合は、中国式ペンの方が将来的な戦術の幅が広がるためおすすめです。
ブレードの素材と合板構成|木材とカーボンの違い
ラケットの性能を大きく左右するのが、ブレードの素材と合板構成です。ここを理解すると、カタログを見ただけでラケットの大まかな特性がわかるようになります。
合板の枚数による違い
卓球ラケットのブレードは、複数の木材を貼り合わせた「合板」で構成されています。枚数によって性能が異なります。
| 合板枚数 | 弾み | コントロール | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 3枚合板 | 低い | 非常に高い | 守備型・カット主戦型 |
| 5枚合板 | 中程度 | 高い | オールラウンド・初心者 |
| 7枚合板 | 高い | 中程度 | 攻撃型・パワープレー |
| 単板 | 素材による | 独特の打球感 | 日本式ペン(ヒノキ) |
初心者には5枚合板がおすすめです。適度な弾みとコントロールのバランスが良く、基本技術の習得に最適だからです。7枚合板はスピードが出る分、ミスも増えやすいため、ある程度技術が身についてからの移行をおすすめします。
木材の種類
ラケットに使われる木材にも多くの種類があります。代表的なものを紹介します。
- ヒノキ:日本式ペンの単板に多く使用される。軽量でしなりがあり、独特の打球感が特徴
- バルサ:非常に軽量な木材。弾みが大きく、軽いラケットを作りたい場合に使用
- アユース:柔らかめの木材。芯材に使われることが多く、ボールを掴む感覚が得られる
- コト:硬めの木材。弾みが良く、スピード重視のラケットに多い
- ウォールナット:硬度と重量のバランスが良い。高級ラケットに使用される
特殊素材(カーボン等)の役割
木材だけでなく、カーボンやアリレート、ザイロンなどの特殊素材を合板の間に挟んだラケットも多く存在します。
| 特殊素材 | 特徴 | 打球感 |
|---|---|---|
| カーボン | 弾みが大きく向上。硬い打球感 | シャープで弾く感覚 |
| アリレートカーボン(ALC) | カーボンの弾みと木材の打球感を両立 | 適度なしなりとスピード |
| ザイロンカーボン(ZLC) | ALCよりさらに弾みが大きい | 非常に弾く。上級者向け |
| アリレート | 柔らかい特殊素材。コントロール重視 | 木材に近いしなり |
| テキストリーム | 高性能カーボン。軽量で高い弾み | 軽快で飛ぶ感覚 |
特殊素材入りラケットは弾みが大きい反面、コントロールが難しくなります。初心者は純木材(オールウッド)の5枚合板から始めるのが定番です。中級者以上になったら、アリレートカーボンなどバランスの良い特殊素材ラケットに移行するとスムーズにレベルアップできます。
バタフライの「ティモボルALC」やVICTASの「ZX-GEAR」シリーズは、アリレートカーボン素材で人気の高いラケットです。Amazonでも購入できますので、気になる方はチェックしてみてください。
プレースタイル別|最適なラケットの選び方
卓球ラケットの選び方で最も重要なのは、自分のプレースタイルに合ったラケットを選ぶことです。ここでは代表的なプレースタイルごとに、最適なラケットの特徴をご紹介します。
ドライブ主戦型(攻撃型)
フォアハンドドライブを主軸に攻撃するスタイルです。現代卓球で最もポピュラーな戦型で、プロ選手の大多数がこの戦型に分類されます。
おすすめラケットの特徴:
- シェークハンド FL(フレア)グリップ
- 5枚合板または特殊素材入り
- 中程度~やや高い弾み
- 重量は85g~90g前後(ブレードのみ)
初心者のドライブ型なら、バタフライ「コルベル」が定番中の定番です。5枚合板で扱いやすく、多くの卓球教室でも推奨されています。中級者なら「インナーフォースレイヤーALC」など、特殊素材がブレード内側に配置されたタイプがおすすめです。内側配置(インナー)は外側配置(アウター)に比べてボールを掴む感覚が強く、安定感があります。
前陣速攻型
台に近い位置で素早いピッチでラリーを展開するスタイルです。中国の選手に多く見られます。
おすすめラケットの特徴:
- シェークハンドまたは中国式ペン
- 7枚合板または硬めの特殊素材入り
- 高い弾みとスピード
- やや硬めの打球感
スピード重視のため、7枚合板のバタフライ「SK7クラシック」や、VICTASのスピード系ラケットが候補になります。
カット主戦型(守備型)
台から離れた位置でカット(下回転の返球)を中心に守りながら、チャンスで攻撃するスタイルです。
おすすめラケットの特徴:
- シェークハンド ST(ストレート)グリップ
- 3枚合板または5枚合板
- 弾みは控えめ
- コントロール性能が高い
- ブレード面積がやや大きいタイプ
カット主戦型の定番ラケットは、バタフライ「松下浩二」シリーズやVICTASの「KOJI MATSUSHITA」シリーズです。ブレード面積が大きめに設計されており、遠くのボールにも届きやすくなっています。
異質型・粒高型
表ソフトラバーや粒高ラバーを使い、相手のリズムを崩すスタイルです。変化を重視するため、ラケット自体のコントロール性能が重要になります。
おすすめラケットの特徴:
- コントロール重視の5枚合板
- 弾みは低め~中程度
- 軽量(ラバーとの総重量を考慮)
プレースタイル別おすすめまとめ
| プレースタイル | 合板構成 | 弾み | グリップ | 代表的なラケット例 |
|---|---|---|---|---|
| ドライブ主戦型 | 5枚合板~ALC | 中~やや高 | FL | コルベル・インナーフォースレイヤーALC |
| 前陣速攻型 | 7枚合板~ZLC | 高い | FL・中ペン | SK7クラシック |
| カット主戦型 | 3~5枚合板 | 低い | ST | 松下浩二シリーズ |
| 異質型 | 5枚合板 | 低~中 | FL・ST | 各社コントロール系 |
レベル別|初心者・中級者・上級者のラケット選び
プレースタイルだけでなく、現在の技術レベルによっても最適なラケットは変わります。ここではレベル別に選び方のポイントを詳しく解説します。
初心者(卓球歴0~1年)のラケット選び
初心者の方に最も大切なのは、コントロールしやすいラケットで基本技術を身につけることです。弾みすぎるラケットを使うと、ボールが飛びすぎてミスが増え、正しいフォームが身につきません。
初心者向けラケットの条件:
- 5枚合板の純木材(オールウッド)
- シェークハンド FL グリップ
- 重量は80g~85g程度(ブレードのみ)
- 価格帯は3,000円~6,000円
具体的なおすすめとしては、バタフライ「コルベル」(5,000円前後)やVICTAS「スワット」(4,000円前後)が鉄板です。どちらもプロ選手が監修に関わっており、安価ながら品質が高いのが特徴です。
なお、スポーツ用品店で販売されている1,000円台の完成品ラケット(ラバーが貼り付け済みのもの)は、レジャー用であり競技向きではありません。卓球を本格的に始めるなら、ラケットとラバーを別々に購入するのが基本です。
VICTASのスワットはAmazonでも手軽に購入できます。初心者セットとしてラバーとのセット販売もあるので、一式揃えたい方にはおすすめです。
中級者(卓球歴1~3年)のラケット選び
基本技術が安定してきた中級者の方は、自分のプレースタイルに合わせた特化型ラケットへの移行を検討しましょう。
中級者向けラケットの条件:
- 5枚合板の上位モデルまたは特殊素材入り(インナー配置)
- 打球感が自分の好みに合っている
- 重量は83g~88g程度
- 価格帯は6,000円~15,000円
中級者に特に人気が高いのが、バタフライ「インナーフォースレイヤーALC」です。アリレートカーボンがブレードの内側に配置されており、木材に近い打球感を残しながらも適度な弾みを実現しています。世界ランキング上位の張本智和選手も、このシリーズを愛用しています(モデルは異なります)。
また、VICTAS「ZX-GEAR IN」も中級者からの評価が非常に高いラケットです。インナーカーボンの安定感と、しっかりとした打球感が魅力です。
上級者(卓球歴3年以上・試合経験豊富)のラケット選び
上級者は自分の技術と戦術に合った最適なスペックを追求します。弾みの高い特殊素材ラケットやアウターカーボンなど、よりハイスペックなモデルが選択肢に入ります。
上級者向けラケットの条件:
- 特殊素材入り(アウター配置)または高品質木材
- 自分の技術で使いこなせる弾み
- 重量やバランスの微調整が可能
- 価格帯は15,000円~30,000円以上
上級者に人気のラケットとしては、バタフライ「ビスカリア」「張継科ALC」、VICTASの「ZX-GEAR OUT」などが挙げられます。特にビスカリアは一時廃盤となりましたが、復刻後も高い人気を誇るロングセラーモデルです。
Amazonでは、バタフライやVICTAS、ニッタクなど主要メーカーの上級者向けラケットも豊富に取り扱っています。店頭で実際に握ってみてから、Amazonで購入するという方も多いです。
失敗しないラケット選びの5つのチェックポイント
ここまでの知識を踏まえて、ラケット購入前に必ず確認してほしい5つのポイントをまとめます。
1. 重量を確認する
ラケットの重量はプレーに大きな影響を与えます。ブレード単体の重量に加え、ラバー2枚を貼った総重量で考えることが重要です。
- 軽量タイプ(総重量160g以下):操作性重視。素早いラリーに対応しやすい
- 標準タイプ(総重量165g~180g):最もバランスの良い重量帯
- 重量タイプ(総重量185g以上):パワーが出る反面、振り遅れのリスクあり
一般的に、総重量170g~180gが最もプレーしやすいとされています。ただし個人差があるため、実際に振ってみて「スイングが重い」と感じたら軽いモデルに変えましょう。
2. グリップの太さとフィット感
同じFLグリップでも、メーカーによって太さや形状が微妙に異なります。可能であれば実際に握ってみることを強くおすすめします。グリップが手に合わないと、長時間の練習で手が疲れたり、ラケットがズレたりすることがあります。
3. 弾み(スピード性能)のレベル
各メーカーはラケットのスピード性能を数値で表示しています。バタフライならスピード値が5.0~13.0程度の範囲で設定されています。初心者は中程度の弾みから始めて、技術の向上に合わせて弾みを上げていくのが理想です。
4. 打球感の好み
打球感は「硬い」「柔らかい」に大別されます。これは完全に好みの問題ですが、一般的な傾向として以下があります。
- 硬い打球感:球離れが早く、スピードが出やすい。カウンターや弾き打ちに向いている
- 柔らかい打球感:ボールを掴む感覚があり、回転をかけやすい。ドライブ型に向いている
5. 予算とコストパフォーマンス
卓球ラケットの価格帯は幅広く、2,000円台から30,000円以上まであります。高ければ良いというわけではありません。自分のレベルに合ったラケットを選ぶことが最も重要です。
| レベル | 推奨予算(ブレードのみ) | 推奨予算(ラバー2枚込み) |
|---|---|---|
| 初心者 | 3,000円~6,000円 | 8,000円~15,000円 |
| 中級者 | 6,000円~15,000円 | 15,000円~30,000円 |
| 上級者 | 15,000円~30,000円 | 30,000円~50,000円以上 |
Amazonでは定期的にセールが開催されており、定価よりお得に購入できることもあります。特に型落ちモデルは性能が劣るわけではないので、コスパ重視の方はチェックしてみてください。
主要メーカー別の特徴とおすすめラケット
卓球ラケットを製造している主要メーカーには、それぞれ特徴があります。メーカーの傾向を知ると、ラケット選びがさらにスムーズになります。
バタフライ(BUTTERFLY)
日本が世界に誇る卓球用品メーカーです。正式社名は株式会社タマスで、創業は1950年。世界中のトッププレーヤーに愛用されています。
特徴:
- 品質管理が非常に厳格で、個体差が少ない
- テナジーやディグニクスなど、高性能ラバーでも有名
- ラケットのラインナップが豊富で、全レベルに対応
おすすめラケット:
- 初心者:コルベル(5枚合板・約5,500円)
- 中級者:インナーフォースレイヤーALC(約16,000円)
- 上級者:ビスカリア(約20,000円)、張継科ALC(約18,000円)
VICTAS(ヴィクタス)
旧ヤマト卓球(TSP)を前身とする日本メーカーです。丹羽孝希選手や松平健太選手など、日本代表クラスの選手が契約しています。
特徴:
- コストパフォーマンスに優れたモデルが多い
- デザインがスタイリッシュで若い層に人気
- 独自の特殊素材を開発し、差別化を図っている
おすすめラケット:
- 初心者:スワット(5枚合板・約4,000円)
- 中級者:ZX-GEAR IN(インナーカーボン・約12,000円)
- 上級者:ZX-GEAR OUT(アウターカーボン・約15,000円)
VICTASのスワットは「この価格でこの性能はありえない」と評されるほどのコスパの高さです。Amazonでのレビュー評価も非常に高く、初心者の方が最初の1本として選ぶケースが増えています。
ニッタク(Nittaku)
1920年創業の老舗メーカーです。日本卓球協会の公認球メーカーとしても知られています。
特徴:
- 木材へのこだわりが強く、純木材ラケットの評価が高い
- 「打球感の良さ」にこだわるプレーヤーから支持されている
- 日本式ペンのラインナップも充実
おすすめラケット:
- 初心者:セプティアー(5枚合板)
- 中級者:バイオリン(5枚合板の上位モデル・約8,000円)
- 上級者:アコースティック(5枚合板最高峰・約15,000円)
STIGA(スティガ)
スウェーデンの老舗メーカーです。北欧らしい洗練されたデザインと高品質な木材ラケットで知られています。
おすすめラケット:
- クリッパーウッド:7枚合板の名作。パワーと安定性を両立
- カーボネード45:カーボン素材の革新的なラケット
DONIC(ドニック)
ドイツのメーカーで、ヨーロッパのトップ選手に多くの契約選手を持ちます。
おすすめラケット:
- オフチャロフシリーズ:世界トップ選手モデル
- パーソン系ラケット:コントロール重視の名作
知っておくべきラケットのお手入れと寿命
せっかく良いラケットを選んでも、お手入れを怠ると性能が低下します。ラケットを長持ちさせるためのポイントを押さえましょう。
ラケットケースは必須
ラケットはぶつけたり落としたりすると、ブレードの端が欠けてしまうことがあります。専用のラケットケースに入れて持ち運ぶのが基本です。ハードケースタイプなら、より安全に保護できます。
バタフライやVICTASの卓球ラケットケースはAmazonでも豊富に揃っています。デザインも多彩なので、お気に入りを見つけてみてください。
ラバーの交換時期
ラバーは消耗品です。使用頻度にもよりますが、2~3ヶ月に1回の交換が一般的な目安です。ラバーの表面が白っぽくなったり、回転がかかりにくくなったりしたら交換のサインです。
ブレードの寿命
ブレード自体の寿命は長く、2~5年程度は使えます。ただし、ラバーの貼り替えを繰り返すと表面の木材が薄くなることがあります。丁寧に扱えばさらに長く使うことも可能です。
保管時の注意
- 直射日光を避けて保管する
- 高温多湿の場所に置かない(車の中など)
- ラバーの表面には保護シートを貼る
- 使用後は汗を拭き取ってからケースに入れる
ラバー用のクリーナーと保護シートも、Amazonで手頃な価格で購入できます。特にバタフライの「フレッシュクリーナー」と「BTY保護フィルム」は定番です。
まとめ|自分にぴったりの卓球ラケットを見つけよう
この記事では、卓球ラケットの種類と選び方について、初心者から上級者まで使える完全ガイドとして解説しました。最後にポイントを整理します。
- グリップの種類:シェークハンド(FL/ST/AN)とペンホルダー(日ペン/中ペン)から選ぶ。迷ったらシェークハンドのFLグリップが無難
- 合板の枚数:初心者は5枚合板、攻撃型は7枚合板、守備型は3枚合板が基本
- 素材:初心者は純木材、中級者はインナーカーボン、上級者はアウターカーボンがおすすめ
- プレースタイル:ドライブ型、前陣速攻型、カット型など、戦型に合ったラケットを選ぶ
- 重量:ラバー込みの総重量170g~180gがバランスの良い重量帯
- 予算:初心者はブレード3,000円~6,000円で十分な品質が手に入る
- お手入れ:ラケットケースの使用、ラバーの定期交換、適切な保管で長持ちさせる
最終的に大切なのは、「自分が振りやすいと感じるラケット」を選ぶことです。カタログスペックだけでなく、実際に手に取って振ってみた感覚を大切にしてください。
卓球は道具の影響が大きいスポーツです。自分に合ったラケットと出会えれば、それだけで上達のスピードが変わります。ぜひこの完全ガイドを参考に、あなたにぴったりの一本を見つけてください。
よくある質問(FAQ)
卓球ラケットのシェークハンドとペンホルダーはどちらがおすすめですか?
特にこだわりがなければシェークハンドをおすすめします。世界のトッププレーヤーの90%以上がシェークハンドを使用しており、フォアハンドとバックハンドの切り替えがスムーズで、初心者でも基本技術を習得しやすいのが理由です。ペンホルダーは台上処理やサーブに強みがあるため、そうした技術を重視する方には魅力的な選択肢です。
初心者におすすめの卓球ラケットはどれですか?
初心者にはバタフライの「コルベル」(約5,500円)やVICTASの「スワット」(約4,000円)がおすすめです。どちらも5枚合板のオールウッドラケットで、適度な弾みとコントロール性能のバランスが良く、基本技術の習得に最適です。スポーツ用品店の1,000円台の完成品ラケットはレジャー用のため、競技として始めるならラケットとラバーを別々に購入しましょう。
カーボン入りラケットと純木材ラケットの違いは何ですか?
カーボン入りラケットは純木材ラケットに比べて弾みが大きく、スピードのあるボールが打ちやすい反面、コントロールが難しくなります。純木材ラケットはボールを掴む感覚があり、回転をかけやすく安定感があります。初心者は純木材の5枚合板から始めて、技術が向上してきたらカーボン入りに移行するのが一般的なステップです。
卓球ラケットのFLグリップとSTグリップはどう違いますか?
FL(フレア)グリップは先端が広がった形状で、握った際に手にフィットしやすく、最も一般的な形状です。ST(ストレート)グリップは真っすぐな形状で、手の中でラケットの握り替えがしやすいのが特徴です。一般的なプレーにはFLが使いやすく、サーブの種類を増やしたい方やカット主戦型にはSTが向いています。迷ったらFLを選ぶのが無難です。
卓球ラケットの寿命はどのくらいですか?
ラケットのブレード(板の部分)は丁寧に使えば2~5年以上使用できます。ただし、ラバーの貼り替えを繰り返すと表面の木材が薄くなるため注意が必要です。ラバーは消耗品で、2~3ヶ月に1回の交換が一般的な目安です。ラケットケースで保護し、直射日光や高温多湿を避けて保管すれば寿命を延ばせます。
卓球ラケットとラバーの総重量はどのくらいが適切ですか?
一般的に、ラバー2枚を含めた総重量は170g~180gがバランスの良い重量帯とされています。160g以下は操作性は良いもののパワー不足になりやすく、185g以上はパワーは出るものの振り遅れのリスクがあります。ただし体格や筋力によって適正重量は異なるため、実際にスイングしてみて「重い」と感じない重さを選ぶことが大切です。
卓球ラケットはどこで購入するのがおすすめですか?
初めての購入なら、卓球専門店で実際に握ってみることをおすすめします。グリップのフィット感や重量感は個人差があるため、実物を確認するのが確実です。2本目以降で欲しいモデルが決まっている場合は、Amazonなどのオンラインショップが便利です。セール時には定価より安く購入できることもあり、型落ちモデルなどコスパの良い選択肢も見つかりやすいです。



