卓球ラケットの持ち方ひとつで試合結果が変わる理由
「練習しているのに上達しない」「打球が安定しない」——そんな悩みを抱えていませんか?実は、卓球ラケットの持ち方を少し変えるだけでプレーの質が劇的に向上することがあります。プロ選手が口を揃えて言うのは「グリップはすべての技術の土台」ということ。持ち方が正しくなければ、どんなに優れたフットワークやスイングを身につけても、その力を100%発揮することはできません。
この記事では、卓球ラケットの持ち方をプロ選手の具体例を交えて徹底解説します。シェークハンドとペンホルダーそれぞれの基本形から、プロが実践する微調整テクニック、さらには持ち方を矯正するための練習法まで、初心者から中級者の方が今日から使える情報を余すところなくお届けします。読み終わる頃には、自分に最適なグリップが見つかり、次の練習から一段レベルアップできるはずです。
シェークハンドグリップの基本と正しい持ち方
シェークハンドグリップは、世界の卓球選手の約85%以上が採用しているとされる最もポピュラーな持ち方です。名前のとおり「握手するように」ラケットを握るスタイルで、フォアハンドとバックハンドの切り替えがスムーズな点が最大のメリットです。
シェークハンドの基本的な握り方
シェークハンドグリップの正しい持ち方を、ステップごとに見ていきましょう。
- ラケットのブレード面(打球面)を床に対して垂直に立てます
- 利き手を自然に伸ばし、握手をするようにグリップ部分を握ります
- 人差し指をブレードの裏面(バック側)に軽く添えます
- 親指はブレードの表面(フォア側)に自然に置きます
- 残りの中指・薬指・小指でグリップをしっかりと包み込みます
ここで最も重要なのは「力を入れすぎないこと」です。握力の目安は、全力を10とした場合に3〜4程度が理想です。卵を握るようなイメージで、打球の瞬間だけ少しギュッと力を込めるのがプロの共通認識です。
プロ選手に見るシェークハンドの微調整
同じシェークハンドでも、プロ選手はプレースタイルに合わせて微妙にグリップを変えています。代表的な調整パターンを紹介します。
| 調整パターン | 特徴 | 代表的な選手 |
|---|---|---|
| 浅め握り(指先寄り) | 手首が使いやすく、サーブやレシーブの回転量が増える | 張本智和選手 |
| 深め握り(手のひら寄り) | パワーが出しやすく、ドライブの威力が上がる | 馬龍選手(中国) |
| 人差し指を立てる | ブレードの角度調整がしやすく、台上技術が安定する | 水谷隼選手 |
張本智和選手はサーブの回転量を重視するため、やや浅めのグリップで手首の可動域を確保しています。一方、パワードライブを武器とする馬龍選手は深めに握ることで、打球時にブレがない安定したスイングを実現しています。
自分のプレースタイルが「回転重視」なのか「パワー重視」なのかを明確にすると、最適な握りの深さが見えてきます。
シェークハンド向けおすすめラケット
グリップの持ち方を意識するなら、ラケット自体の握りやすさも重要です。Amazonで人気のシェークハンドラケットとしてバタフライ「ティモボルALC」があります。アリレートカーボンを搭載した5枚合板+2枚の特殊素材構成で、適度なしなりと弾みのバランスが絶妙です。グリップ形状はフレアタイプで、手にフィットしやすい設計になっています。初中級者から上級者まで幅広い層に支持されている名作ラケットです。
ペンホルダーグリップの基本と正しい持ち方
ペンホルダーグリップは、ペン(筆記具)を持つような形でラケットを握るスタイルです。かつてはアジアを中心に主流でしたが、現在でも独特の手首の使いやすさから根強い人気があります。
日本式ペンホルダーの持ち方
日本式ペンホルダーは、片面にラバーを貼った角型や角丸型のブレードが特徴的です。
- ラケットの表面を上にして、グリップ部分の突起(コルク部分)を親指と人差し指でつまむように挟みます
- 親指と人差し指で「OKサイン」のような輪を作るイメージです
- 残りの3本の指はブレード裏面に自然に丸めて添えます
- 人差し指の第一関節あたりがブレード表面の縁にかかる位置が目安です
日本式ペンの最大の魅力はフォアハンドの強打力です。手首の可動域が広いため、強烈なスマッシュやドライブを繰り出せます。
中国式ペンホルダーの持ち方
中国式ペンホルダーは、シェークハンドと同じような楕円形のブレードを使い、両面にラバーを貼ります。裏面でもボールを打てるため、バックハンドの弱点を克服できるのが特徴です。
- 基本的な親指と人差し指の位置は日本式と同じです
- 裏面の3本指は、日本式よりもやや伸ばし気味に配置します
- 裏面打法を使う際に指がラバーに干渉しないようにするためです
- 中指をブレード中央付近に、薬指と小指はやや下に配置するのが一般的です
中国式ペンの名手として有名なのが、中国の許昕選手です。許昕選手は表面のフォアドライブの威力もさることながら、裏面打法を駆使したバックハンドも世界トップレベルです。彼のグリップを観察すると、裏面の指がかなりリラックスした状態で配置されており、フォアとバックの切り替え時にも指の位置を大きく変えない工夫をしていることがわかります。
ペンホルダー向けおすすめラケット
ペンホルダーでグリップにこだわりたい方には、Amazonで購入可能なニッタク「アコースティックカーボン 日本式ペン」がおすすめです。木材の打球感とカーボンの反発力を両立しており、手に吸い付くようなコルクグリップが持ち方の安定感を高めてくれます。
プロ選手のラケットの持ち方を徹底分析
ここでは、世界で活躍するプロ選手のグリップを具体的に分析し、一般プレーヤーが取り入れられるポイントを抽出します。
張本智和選手のグリップ分析
張本智和選手はシェークハンドのフレアグリップを使用しています。特徴的なのは以下の3点です。
- 人差し指の位置が高め:ブレードの縁近くまで人差し指を伸ばしており、特にチキータ(バックハンドフリック)時のブレード角度調整に役立てています
- 親指は軽く添える程度:フォアハンドドライブ時に手首を柔軟に使えるよう、親指でブレードを押さえつけるような力は加えていません
- インパクト時の握り込み:普段は脱力していますが、打球の瞬間だけ中指・薬指・小指に力を入れることで爆発的なスイングスピードを生み出しています
この「脱力→握り込み」のリズムは、多くのプロ選手に共通する重要なポイントです。常に力を入れた状態ではスイングスピードが上がらず、ボールに回転を与えることも難しくなります。
伊藤美誠選手のグリップ分析
伊藤美誠選手は、やや深めのシェークハンドグリップを採用しています。彼女のプレーの特徴である前陣での高速ラリーに対応するため、深く握ることでラケットのブレを最小限に抑えています。
特筆すべきは、表ソフトラバーを使ったバックハンドのスマッシュ時のグリップです。打球の瞬間に手首をほとんど使わず、前腕の回転だけでボールを叩くため、グリップが深くてもコントロールが崩れません。これは彼女の独特な打法に合わせた合理的な持ち方といえます。
水谷隼選手のグリップ分析
日本卓球界のレジェンド・水谷隼選手のグリップは、標準的なシェークハンドの中でも「教科書的」と評されるほど美しい持ち方でした。人差し指の位置、親指のバランス、握りの深さのすべてが中間的で、どの技術にも対応できるオールラウンドなグリップです。
水谷選手が著書やインタビューで繰り返し語っていたのは、「グリップは試合中に無意識で維持できるレベルまで体に染み込ませること」という点です。練習のたびにグリップを意識的に確認する習慣が、安定したプレーの基盤になっていたのです。
海外トップ選手のグリップ比較
| 選手名 | 国籍 | グリップタイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 馬龍 | 中国 | シェーク(深め) | パワードライブ重視、ブレードの安定性を優先 |
| 樊振東 | 中国 | シェーク(標準) | バランス型、前陣から中陣まで対応 |
| 許昕 | 中国 | 中国式ペン | 裏面打法を最大限に活かす独自の指配置 |
| ティモ・ボル | ドイツ | シェーク(浅め) | 手首の柔軟性を重視、サーブの変化が多彩 |
| カルデラノ | ブラジル | シェーク(やや深め) | ダイナミックなフォアドライブに適した握り |
このように、プロ選手でもグリップは十人十色です。大切なのは「プロと同じ持ち方をする」ことではなく、自分のプレースタイルに合ったグリップを見つけることです。
持ち方が卓球の技術に与える影響を科学的に解説
ラケットの持ち方は、物理学的にも技術に大きな影響を与えます。ここでは、グリップと打球の関係を科学的な視点から解説します。
グリップの深さとスイングスピードの関係
スポーツバイオメカニクスの研究によると、グリップが浅い(指先寄り)ほど手首の可動域が広がり、スイング時の角速度が増加します。これはラケットの先端速度が上がることを意味し、ボールに与える回転量が増えます。
一方、グリップが深い(手のひら寄り)と手首の動きは制限されますが、前腕や上腕の力がダイレクトにラケットに伝わりやすくなります。その結果、ボールスピードが上がりやすい傾向があります。
- 浅いグリップ:回転量↑、コントロール性↑、パワー△
- 深いグリップ:回転量△、コントロール性△、パワー↑
- 中間のグリップ:バランス型、オールラウンドに対応
人差し指の位置とブレード角度の精度
人差し指をブレード裏面に深く置くと、ラケット面の角度(ラケットアングル)を0.5〜2度単位で微調整しやすくなります。これは台上技術(ツッツキ、フリック、チキータなど)で特に重要です。
日本のあるトップコーチの調査では、人差し指の位置を最適化しただけで、レシーブのミス率が約15%改善したという報告もあります。小さな変化が大きな結果を生む典型例です。
脱力と握力のメカニズム
前述したように、プロ選手は普段脱力し、打球の瞬間だけ力を入れます。これを「握力のオンオフ」と呼びます。
この技術が有効な理由は、筋肉の伸張-短縮サイクル(SSC)にあります。一度リラックスした筋肉を急激に収縮させると、常時緊張している状態よりも大きな力を瞬間的に発揮できるのです。これはスポーツ科学で広く認められている原理です。
練習でこの感覚を身につけるには、ラケットを落とさないギリギリの力加減で素振りをする方法が効果的です。最初は違和感がありますが、慣れると打球に明らかなキレが出てきます。
自分に合ったラケットの持ち方を見つける方法
プロの持ち方を参考にしつつ、自分に合ったグリップを見つけるための具体的なステップを紹介します。
ステップ1:自分のプレースタイルを把握する
まずは自分がどのタイプのプレーヤーかを客観的に把握しましょう。
| プレースタイプ | おすすめグリップ傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| ドライブ主戦型 | やや深めのシェークハンド | パワーと安定性を両立しやすい |
| 前陣速攻型 | 標準〜やや浅めのシェークハンド | 素早い切り替えと台上技術に有利 |
| カット主戦型 | 浅めのシェークハンド | 手首の柔軟性でカットの変化を出しやすい |
| ペンドライブ型 | 中国式ペン(裏面打法対応) | 両面を使うことで攻撃の幅が広がる |
| ペン速攻型 | 日本式ペン | フォアハンドの威力を最大限に発揮 |
ステップ2:基本のグリップで1週間練習する
まずは「教科書通り」の基本グリップで1週間ほど練習してみてください。この期間中に以下のポイントをチェックします。
- フォアハンドドライブ時にラケットがブレないか
- バックハンドへの切り替えがスムーズか
- サーブ時に手首が十分に使えるか
- 長時間の練習で手が疲れすぎないか
- レシーブ時にラケット角度が安定しているか
ステップ3:微調整を加える
1週間の練習で感じた課題に応じて、グリップを微調整します。例えば以下のような対処が考えられます。
- フォアが弱い:人差し指を少し下げて、親指でフォア面を支える力を増やす
- バックが安定しない:人差し指の位置をやや高くし、ブレード角度の調整力を上げる
- サーブの回転が足りない:握りを少し浅くして手首の可動域を広げる
- ドライブにパワーが出ない:握りを少し深くして前腕の力をダイレクトに伝える
微調整は一度に一箇所だけ変更するのが鉄則です。複数同時に変えると、何が効果的だったかわからなくなります。
グリップテープで持ち方を安定させる
持ち方を安定させるアイテムとして、グリップテープが非常に有効です。Amazonではバタフライ「ソフトグリップテープ」が人気で、吸汗性に優れ、滑りを防止してくれます。テープを巻くことでグリップの太さを微調整できるため、手の大きさに合わせたカスタマイズも可能です。特に手汗をかきやすい方にはおすすめのアイテムです。
持ち方を改善するための実践的な練習メニュー
正しい持ち方を知っていても、実際のプレー中に維持できなければ意味がありません。ここでは、グリップを体に染み込ませるための練習メニューを紹介します。
練習1:グリップチェック素振り(毎日5分)
毎日の練習前に、鏡の前でグリップを確認しながら素振りを行います。
- フォアハンドドライブのスイングを10回
- バックハンドドライブのスイングを10回
- フォア→バックの切り替えスイングを20回
- サーブのモーションを10回
このとき、スイングの前後でグリップがズレていないかを確認してください。プロ選手でも試合前にこのルーティンを行う方は多いです。
練習2:ボール突き(毎日3分)
ラケットの上でボールを連続して突く練習です。一見簡単ですが、グリップが不安定だとボールがあちこちに飛んでしまいます。
- フォア面で連続100回を目標にします
- 次にバック面で連続100回を目指します
- 慣れてきたら交互に切り替えながら行います
この練習はラケットの面感覚(ラケットの角度を感じ取る能力)を養うのに最適です。グリップが正しく安定していれば、自然とボールもまっすぐ上がります。
練習3:多球練習でのグリップ固定
パートナーや球出しマシンを使った多球練習で、意識的にグリップを維持する練習を行います。ポイントは以下の通りです。
- 50球ごとにラケットを置き、グリップを確認してから再開する
- フォアとバックを交互に打つメニューで、切り替え時のグリップ変化をチェックする
- 疲労が溜まった後半こそグリップが崩れやすいため、意識的に確認する
練習に役立つ卓球アイテム
多球練習を自宅で行いたい方には、Amazonで販売されている卓球練習用ボール(100個入り)がコストパフォーマンスに優れています。メーカー品ではニッタク「ジャパンスタートレーニングボール」が練習球として定評があります。また、自宅での素振り練習用に重りつきの練習用ラケットも販売されており、グリップ力の強化に役立ちます。
やってはいけないNGな持ち方と改善法
最後に、多くの初心者・中級者が陥りがちなNGグリップとその改善方法を紹介します。
NG1:グー握り(全指でガッチリ握る)
ラケットを拳で握りしめるような持ち方です。この持ち方では手首がほとんど動かず、回転をかけることが非常に難しくなります。
改善法:人差し指をブレード裏面に必ず出すことを意識してください。人差し指を出すだけで、自然と握りが柔らかくなります。
NG2:人差し指がグリップに巻きつく
人差し指がブレードに出ず、グリップに他の指と一緒に巻きついてしまう持ち方です。ブレード角度の微調整ができず、特にレシーブの精度が著しく落ちます。
改善法:練習の最初に人差し指をブレード裏面の中央付近に置き、テープでマーキングして位置を固定する方法が効果的です。
NG3:親指がブレード上部まで伸びる
親指を必要以上にブレードの上部まで伸ばす持ち方です。フォアハンドの可動域が制限され、ドライブの威力が落ちます。
改善法:親指はグリップとブレードの境目付近に置くのが基本です。ブレードの先端方向に伸ばしすぎないよう注意しましょう。
NG4:指に力が入りすぎて白くなる
グリップを握る力が強すぎると、指先が白くなるほど血流が悪くなります。この状態では繊細なタッチが失われ、ブロックやストップなどの細かい技術が不安定になります。
改善法:前述の「ラケットを落とさないギリギリの力」で素振りをする練習を毎日続けてください。2〜3週間で力の加減が身につきます。
NG5:打球のたびにグリップが回転する
打球の衝撃でラケットが手の中で回転してしまう現象です。強打を受けた際に特に起きやすく、ブロックが安定しません。
改善法:中指・薬指・小指のホールド力が不足している可能性があります。グリップテープを巻いて摩擦力を高めるのが即効性のある対策です。また、ハンドグリップトレーナーで握力そのものを強化するのも有効です。Amazonでは卓球選手向けに設計された軽負荷のハンドグリップ(10〜30kg調整可能タイプ)が販売されており、練習の合間にトレーニングできます。
まとめ:プロに学ぶ卓球ラケットの持ち方のポイント
この記事で解説した卓球ラケットの持ち方のポイントを整理します。
- グリップはすべての技術の土台であり、持ち方ひとつでプレーの質が大きく変わる
- シェークハンドグリップは世界の主流で、握りの深さで回転型かパワー型かを調整できる
- ペンホルダーグリップは日本式と中国式があり、それぞれフォアの威力と両面攻撃という異なる強みを持つ
- プロ選手のグリップは十人十色だが、「脱力→打球時に握り込む」というリズムは共通している
- 自分のプレースタイルを把握し、基本グリップから一箇所ずつ微調整するのが最適なグリップを見つける近道
- 毎日のグリップチェック素振りやボール突きで、正しい持ち方を体に染み込ませることが重要
- NGな持ち方を早めに見つけて改善することで、上達のスピードが格段に上がる
- グリップテープや適切なラケット選びも持ち方の安定に大きく貢献する
ラケットの持ち方は地味なテーマに感じるかもしれませんが、プロ選手ほどこの基本を大切にしています。今日から自分のグリップを見直して、ワンランク上の卓球を目指しましょう。
よくある質問(FAQ)
卓球初心者はシェークハンドとペンホルダーのどちらを選ぶべきですか?
現在の卓球界ではシェークハンドが主流で、指導者や教材も豊富です。初心者の方はシェークハンドから始めるのが一般的におすすめです。フォアハンドとバックハンドの切り替えがしやすく、上達の効率が高いとされています。ただし、フォアハンドの威力を重視したい方や、独特のプレースタイルを求める方はペンホルダーも選択肢に入ります。
プロ選手と同じ持ち方をすれば上手くなりますか?
プロ選手のグリップはあくまで参考であり、そのまま真似すれば上手くなるわけではありません。プロ選手はそれぞれの体格・手の大きさ・プレースタイルに合わせてグリップを最適化しています。大切なのはプロの持ち方の「考え方」を理解し、自分に合った形を見つけることです。基本グリップをベースに、少しずつ微調整していくのが効果的です。
ラケットの持ち方を変えると一時的に下手になりますか?
はい、グリップを変更した直後は一時的にプレーの質が下がることがあります。これは体が新しい持ち方に慣れていないためで、自然な反応です。通常2〜4週間の練習で新しいグリップに適応し、その後は以前より上達することが多いです。試合直前の変更は避け、オフシーズンや練習期間中に行うのがおすすめです。
子供に卓球ラケットの正しい持ち方を教えるコツはありますか?
子供に教える場合は、まず「握手するように持ってね」と伝えるのが最も効果的です。力の入れ具合は「卵を割らないように握る」と表現するとわかりやすいです。また、グリップが太すぎるラケットは正しい持ち方の妨げになるため、手の大きさに合ったジュニア用ラケットを選ぶことが重要です。楽しみながらボール突きなどの遊び感覚の練習から始めると、自然と正しい持ち方が身につきます。
グリップテープは巻いたほうが良いですか?
グリップテープは特に手汗をかきやすい方や、ラケットが手の中で滑る感覚がある方におすすめです。テープを巻くことでグリップの太さを微調整できるメリットもあります。ただし、太くなりすぎると握りにくくなるため、薄手のテープから試してみてください。バタフライやニッタクなど卓球メーカー製のグリップテープが品質・フィット感ともに優れています。
ラケットの重さは持ち方に影響しますか?
はい、大きく影響します。重いラケット(180g以上)は深めに握ってしっかりホールドする必要があり、軽いラケット(150g前後)は浅めに握っても安定しやすい傾向があります。初心者の方はまず軽めのラケットで正しい持ち方を身につけ、慣れてきたら自分のプレースタイルに合った重さに移行するのがおすすめです。
試合中にグリップがズレてしまう場合の対処法は?
試合中のグリップのズレは、緊張による過度な握り込みや手汗が原因であることが多いです。対策としては、ポイント間にタオルで手とグリップを拭く習慣をつけること、グリップテープを巻いて滑りを防止すること、日常の練習でグリップの安定性を意識したメニューを取り入れることが効果的です。また、サーブ前に一度ラケットを持ち直すルーティンを作ると、グリップのリセットが自然にできるようになります。



