卓球グリップテープとは?使うメリットを初心者にもわかりやすく解説
「試合中にラケットが滑って思い通りのショットが打てない」「練習後半になると手汗でグリップが気になる」——そんな悩みを抱えていませんか?実は、卓球グリップテープを1枚巻くだけで、これらの問題を大幅に改善できます。
この記事では、卓球グリップテープの選び方から正しい巻き方、おすすめ商品12選まで、あなたが知りたい情報をすべて網羅しました。初心者から上級者まで、グリップに悩むすべてのプレーヤーに役立つ内容をお届けします。ぜひ最後までお読みください。
卓球グリップテープとは
卓球グリップテープとは、ラケットのグリップ(握り部分)に巻き付ける専用のテープです。テニスやバドミントンでは一般的なアイテムですが、卓球でも近年使用する選手が増えています。
卓球のラケットは木製のグリップがむき出しのものが多く、汗をかくと滑りやすくなります。グリップテープを巻くことで、そうした問題を解決できるのです。
卓球グリップテープを使う5つのメリット
- 滑り止め効果:手汗による滑りを大幅に軽減し、安定したスイングが可能になります。
- 握り心地の向上:クッション性のあるテープを巻くことで、手への衝撃を吸収してくれます。
- グリップ径の調整:テープの厚みで太さを微調整でき、自分の手にフィットするサイズに変えられます。
- ラケットの保護:木製グリップの摩耗や汚れを防ぎ、ラケットの寿命を延ばします。
- 衛生面の改善:テープを定期的に交換することで、常に清潔な状態を保てます。
特に、卓球は繊細な手首の操作が重要なスポーツです。グリップが滑ると無意識に力が入り、フォームが崩れる原因にもなります。グリップテープは低コストで大きな効果を得られる、コストパフォーマンス抜群のアイテムといえるでしょう。
卓球グリップテープの種類と素材別の特徴を比較
卓球グリップテープにはいくつかの種類があり、素材によって特性が大きく異なります。自分のプレースタイルや悩みに合ったタイプを選ぶことが重要です。
素材別の特徴比較表
| 種類 | 素材 | 吸汗性 | 耐久性 | クッション性 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウェットタイプ | ポリウレタン | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 手汗が気になる方 |
| ドライタイプ | 合成繊維 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 大量に汗をかく方 |
| タオルタイプ | 綿素材 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 柔らかい握り心地が好きな方 |
| レザータイプ | 合成皮革 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 耐久性を重視する方 |
ウェットタイプ
もっとも人気が高いのがウェットタイプです。表面にしっとりとした粘着感があり、握った瞬間に「ピタッ」と手に吸い付く感覚が特徴です。ポリウレタン素材で作られており、クッション性も十分にあります。
卓球では細かいタッチが求められるため、このウェットタイプの密着感は非常に相性が良いです。ただし、使い続けると表面の粘着感が失われやすく、2〜3週間程度で交換が必要になるケースが多いです。
ドライタイプ
ドライタイプは、汗をかくほどグリップ力が増すという特性を持っています。サラサラとした手触りで、手汗が多い方に特におすすめです。夏場の練習や、長時間のトレーニングにも向いています。
一方で、乾燥した状態だとやや滑りやすく感じることがあります。冬場の使用にはあまり適していません。
タオルタイプ
綿素材を使ったタオルタイプは、抜群の吸汗性を誇ります。手触りが柔らかく、バドミントン選手にも愛用者が多いタイプです。吸水量が多いため、大量に汗をかく真夏のプレーに最適です。
デメリットとしては、太さがかなり増すこと、そして汚れが目立ちやすいことが挙げられます。交換頻度も比較的高めです。
レザータイプ
合成皮革を使ったレザータイプは、耐久性に優れています。しっかりとした硬めのグリップ感が特徴で、ダイレクトな打球感を好む上級者に人気があります。
吸汗性はやや劣るため、手汗が気になる方はドライタイプと併用するか、滑り止めパウダーとの組み合わせがおすすめです。
卓球グリップテープの正しい選び方|失敗しない4つのポイント
種類がわかったところで、具体的にどのように選べば良いのでしょうか。ここでは、失敗しないための4つのポイントを詳しく解説します。
ポイント1:自分の手汗のレベルに合わせる
グリップテープ選びでもっとも重要なのが、自分の手汗のレベルに合った素材を選ぶことです。以下を目安にしてください。
- 手汗が少ない方:ウェットタイプまたはレザータイプ
- 手汗が普通の方:ウェットタイプ
- 手汗が多い方:ドライタイプまたはタオルタイプ
自分の手汗レベルがわからない場合は、まずはウェットタイプから試してみることをおすすめします。もっとも汎用性が高く、多くのプレーヤーに適しています。
ポイント2:グリップの太さを意識する
卓球のグリップは、テニスやバドミントンと比べて細いのが特徴です。そのため、厚みのあるテープを巻くと想像以上に太くなることがあります。
一般的なグリップテープの厚みは0.5mm〜1.0mm程度です。ペンホルダー(ラケットをペンのように握る持ち方)の方は、特に薄めのテープを選ぶと良いでしょう。シェークハンド(握手するように握る持ち方)の方は、0.6mm〜0.8mm程度が使いやすいとされています。
ポイント3:テープの幅と長さを確認する
卓球用のグリップテープは幅25mmが一般的です。テニス用のテープ(幅25〜30mm)でも代用可能ですが、卓球のグリップは短いため、長さが余ることがあります。
卓球ラケットのグリップ部分は約10cm程度しかないため、テープの長さは50〜60cmもあれば十分です。テニス用の110cm前後のテープを使用する場合は、途中でカットして使いましょう。
ポイント4:カラーやデザインも楽しむ
グリップテープは機能性だけでなく、見た目のカスタマイズにも使えます。黒やグレーといった定番カラーから、赤・青・黄色といったカラフルなものまで、バリエーション豊富です。
公式ルール上、グリップテープの色に制限はありません。お気に入りのカラーを選ぶことで、モチベーションアップにもつながります。チームカラーに合わせるのも良い選択です。
卓球グリップテープの正しい巻き方|初心者でも簡単にできる手順
グリップテープは正しく巻かないと、プレー中に緩んだり剥がれたりする原因になります。ここでは、初心者でも簡単にできる巻き方を、ステップごとに解説します。
準備するもの
- グリップテープ
- 仕上げ用テープ(付属されていることが多い)
- ハサミ(テープをカットする場合)
巻き方の手順(シェークハンドの場合)
ステップ1:テープの保護フィルムを剥がす
グリップテープの裏面に粘着フィルムが付いている場合は、端から5cm程度だけ剥がします。最初からすべて剥がすと作業がしにくくなるため、巻きながら少しずつ剥がしていくのがコツです。
ステップ2:グリップの下端(エンド側)から巻き始める
テープの先端をグリップの下端に斜めに当て、しっかりと固定します。角度は約30度が目安です。この角度がテープの重なり幅を決めるので、均一に巻くために意識しましょう。
ステップ3:テンションをかけながら巻き上げる
テープを軽く引っ張りながら(テンションをかけながら)、グリップに巻き付けていきます。重なり幅は3〜5mm程度が理想です。重なりが少なすぎると隙間ができ、多すぎるとゴツゴツした感触になります。
ステップ4:グリップの上端でカットする
グリップの上端まで巻いたら、テープを斜めにカットします。まっすぐ切ると端が浮きやすくなるため、グリップのラインに沿うように斜めに切るのがポイントです。
ステップ5:仕上げテープで固定する
付属の仕上げテープ(エンドテープ)を巻き終わりの部分に巻いて固定します。これでテープが剥がれにくくなります。仕上げテープがない場合は、ビニールテープでも代用可能です。
ペンホルダーの場合の注意点
ペンホルダーグリップの場合は、親指と人差し指が当たる部分を重点的にカバーするように巻きます。裏面は握らないため、全体を巻く必要はありません。部分的に巻くことで、太さの変化を最小限に抑えられます。
うまく巻くためのコツ
- 最初の固定をしっかり行うことが、すべての仕上がりを左右します。
- テンションは「少し引っ張る」程度がベストです。強く引っ張りすぎるとテープが薄くなり、クッション性が損なわれます。
- 最初から完璧を目指さず、何度か巻き直して練習しましょう。3回目くらいからコツがつかめてきます。
おすすめ卓球グリップテープ12選|タイプ別に厳選紹介
ここからは、Amazonで購入できるおすすめの卓球グリップテープを、タイプ別に厳選してご紹介します。実際の使用感や口コミも踏まえたリアルな情報をお届けします。
【ウェットタイプ】おすすめ4選
1. バタフライ ソフトグリップテープ
卓球メーカー大手のバタフライが販売する、卓球専用設計のグリップテープです。厚さ0.5mmと薄めで、卓球ラケットの細いグリップにフィットしやすいのが特徴です。ウェットタイプならではの密着感があり、繊細なボールタッチを損なわない設計になっています。
価格帯は約400〜500円とリーズナブルで、初めてグリップテープを試す方にもおすすめです。カラーバリエーションもブラック・ピンク・ブルーなど豊富に揃っています。
2. ニッタク モイストグリップテープ
ニッタクの卓球専用グリップテープです。吸汗性に優れたウェットタイプで、長時間の練習でもしっかりとしたグリップ感が持続します。穴あきタイプ(パーフォレーション加工)で、通気性にも配慮されています。
テープ幅が卓球ラケットに最適化されているため、巻き方に慣れていない初心者でも扱いやすいです。価格は約400円前後です。
3. ヨネックス ウェットスーパーグリップ AC102
バドミントンやテニスで絶大な人気を誇るヨネックスのウェットグリップです。卓球専用ではありませんが、その品質の高さから卓球選手にも愛用者が多いロングセラー商品です。
3本入りで約500〜600円と、コストパフォーマンスが非常に優れています。長さが120cmあるため、卓球ラケットには半分程度にカットして使用します。残りは次回の交換用に保管できるので経済的です。
4. ヨネックス モイストスーパーグリップ AC148
ヨネックスのウェットタイプの中でも、より高い吸湿性を持つモデルです。AC102よりもしっとり感が強く、手に吸い付くような感覚を好む方に最適です。少し厚みがあるため、グリップが細いと感じている方のサイズ調整にも向いています。
【ドライタイプ】おすすめ3選
5. ヨネックス ドライスーパーグリップ AC108
ドライタイプの定番中の定番です。サラサラとした質感で、汗を素早く吸収します。大量に汗をかく真夏のプレーでも、グリップ力が落ちにくいのが最大の強みです。
3本入りで約600円程度。消耗が早いドライタイプでも、コスト面の心配が少ないパッケージです。
6. バボラ VSグリップ
テニスで高い評価を得ているバボラのドライグリップです。薄さ0.43mmという圧倒的な薄さが特徴で、卓球ラケットの繊細なグリップ感を維持しつつ、滑り止め効果を発揮します。
ダイレクトな打球感を好むプレーヤーに特に人気があります。価格は3本入りで約700〜800円とやや高めですが、品質に見合う価値があります。
7. キモニー ドライグリップ KGT152
日本メーカーのキモニーが手がけるドライグリップです。薄くてしなやかな素材で、巻きやすさに定評があります。初心者でもきれいに巻けるため、ドライタイプを初めて試す方にもおすすめです。
【タオルタイプ】おすすめ3選
8. ヨネックス タオルグリップ AC402DX
綿100%のタオル生地を使用した、圧倒的な吸汗力を持つグリップテープです。手汗が非常に多い方や、タオル地の柔らかい握り心地を好む方に最適です。
厚みが約1.2mmとかなり厚いため、グリップがかなり太くなる点には注意が必要です。シェークハンドでグリップが細いと感じている方にとっては、ちょうど良い太さになることもあります。
9. キモニー タオルグリップ KGT100
キモニーのタオルグリップは、ヨネックスよりもやや薄めの設計で、卓球ラケットに使いやすいサイズ感です。肌触りが良く、握った瞬間のフィット感が心地よいと評判です。
10. GOSEN タオルグリップ
GOSENのタオルグリップは、吸水性と耐久性のバランスが良い人気商品です。ロールタイプで販売されているものもあり、好きな長さにカットして使えるため経済的です。
【レザータイプ・その他】おすすめ2選
11. バタフライ ナチュラルグリップテープ
合成皮革を使用したレザータイプのグリップテープです。しっかりとした硬めの握り心地で、ダイレクトな打球感を求める上級者向けです。耐久性が高く、長期間使用できるのも魅力です。
12. TRUSCO(トラスコ中山)すべり止めテープ
こちらは卓球専用ではありませんが、DIY・工具カテゴリの滑り止めテープを卓球グリップに活用するという裏技です。コストが非常に安く、幅も豊富に選べます。ただし、クッション性や吸汗性は専用品に劣るため、あくまで応急処置やお試し用としての使用をおすすめします。
タイプ別おすすめ早見表
| 商品名 | タイプ | 厚み | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| バタフライ ソフトグリップテープ | ウェット | 0.5mm | 約400円 | ★★★★★ |
| ニッタク モイストグリップテープ | ウェット | 0.6mm | 約400円 | ★★★★☆ |
| ヨネックス AC102 | ウェット | 0.6mm | 約500円(3本) | ★★★★★ |
| ヨネックス AC148 | ウェット | 0.65mm | 約600円(3本) | ★★★★☆ |
| ヨネックス AC108 | ドライ | 0.6mm | 約600円(3本) | ★★★★☆ |
| バボラ VSグリップ | ドライ | 0.43mm | 約750円(3本) | ★★★★☆ |
| キモニー KGT152 | ドライ | 0.5mm | 約500円 | ★★★☆☆ |
| ヨネックス AC402DX | タオル | 1.2mm | 約400円 | ★★★★☆ |
| キモニー KGT100 | タオル | 0.9mm | 約400円 | ★★★★☆ |
| GOSEN タオルグリップ | タオル | 1.0mm | 約350円 | ★★★☆☆ |
| バタフライ ナチュラルグリップ | レザー | 0.7mm | 約500円 | ★★★★☆ |
| TRUSCO すべり止めテープ | その他 | 各種 | 約300円〜 | ★★☆☆☆ |
Amazonでは上記の商品が手軽に購入でき、レビューも豊富に確認できます。初めての方は、まずバタフライ ソフトグリップテープやヨネックス AC102あたりから試してみると良いでしょう。
卓球グリップテープの交換時期と長持ちさせるお手入れ方法
せっかくお気に入りのグリップテープを見つけても、交換時期を見誤ると効果が半減してしまいます。ここでは、適切な交換タイミングとテープを長持ちさせるコツをご紹介します。
交換時期の目安
| 使用頻度 | ウェットタイプ | ドライタイプ | タオルタイプ | レザータイプ |
|---|---|---|---|---|
| 毎日(部活など) | 1〜2週間 | 1〜2週間 | 1週間 | 1〜2ヶ月 |
| 週3〜4回 | 2〜3週間 | 2〜3週間 | 2週間 | 2〜3ヶ月 |
| 週1〜2回 | 1ヶ月 | 1ヶ月 | 3週間 | 3〜4ヶ月 |
交換のサイン
- テープの表面がツルツルになってきた
- テープの色が変わり、汚れが目立つようになった
- テープが硬くなり、弾力がなくなった
- テープの端が剥がれやすくなった
- 以前より明らかに滑りやすくなった
上記のサインが一つでも当てはまったら、交換のタイミングです。「まだ使えるかな」と迷ったときは、思い切って交換することをおすすめします。新しいテープに変えた瞬間の快適さを知れば、早めの交換の重要性がわかるはずです。
グリップテープを長持ちさせるコツ
練習後は必ず乾かす
練習が終わったら、ラケットケースにすぐしまわず、風通しの良い場所でグリップ部分を乾燥させましょう。湿気がこもるとテープの劣化が早まり、カビの原因にもなります。
吸汗用のリストバンドを併用する
リストバンドを付けることで、腕からグリップに流れる汗の量を大幅に減らせます。テープへの負担が軽減され、交換頻度を下げられます。Amazonで卓球用のリストバンドも販売されているので、あわせて検討してみてください。
練習中にタオルでこまめに拭く
ゲーム間やセット間にグリップをタオルで軽く拭くだけでも、テープの寿命は変わってきます。特に夏場は意識的に行いましょう。
プロ選手も使っている!卓球グリップテープの応用テクニック
基本的な使い方をマスターしたら、さらに一歩進んだ活用法を試してみましょう。トップ選手が実践しているテクニックをいくつかご紹介します。
テクニック1:二重巻きでクッション性アップ
グリップテープを二重に巻く方法です。まずアンダーラップ(薄いスポンジテープ)を下地として巻き、その上にグリップテープを巻きます。これにより、クッション性が大幅に向上し、長時間の練習でも手が疲れにくくなります。
ただし、グリップがかなり太くなるため、手の小さい方には向かない場合があります。自分の手のサイズと相談しながら試してみてください。
テクニック2:部分巻きでグリップ形状をカスタマイズ
テープをグリップ全体に均一に巻くのではなく、特定の部分だけ重ね巻きすることで、自分だけのオリジナルグリップ形状を作ることができます。
例えば、小指側を少し太くすると、ドライブ(上回転をかけるショット)時の安定感が増します。親指側を太くすると、ブロック(相手の攻撃を止める技術)時のコントロールが向上することもあります。
こうしたカスタマイズは個人の感覚によるところが大きいため、いろいろ試して自分に合った形状を見つけてみてください。
テクニック3:異なるタイプのテープを組み合わせる
下地にレザータイプを巻き、その上にウェットタイプやドライタイプを巻くという組み合わせも可能です。レザータイプの安定した土台の上に、好みの表面素材を重ねることで、グリップ感と耐久性の両方を高められます。
テクニック4:季節によってタイプを使い分ける
プロ選手の中には、季節に応じてグリップテープのタイプを変える人もいます。
- 夏場:ドライタイプまたはタオルタイプ(汗対策を重視)
- 冬場:ウェットタイプ(乾燥する手でもしっかりグリップ)
- 春・秋:好みに応じて選択
ちょっとした工夫ですが、年間を通じて安定したパフォーマンスを維持するための有効な方法です。
卓球グリップテープに関する注意点とよくある疑問
最後に、グリップテープを使用する際の注意点と、読者の方からよく寄せられる疑問にお答えします。
公式大会での使用ルール
卓球のルール上、グリップテープの使用は認められています。ITTF(国際卓球連盟)の規定では、「ラケットのグリップ部分は任意の素材で覆うことができる」とされています。ただし、グリップテープがラバー面にかかるような巻き方は避けてください。
ラケットへの影響について
グリップテープの粘着面が木製グリップにべたつきを残すことがあります。特に長期間同じテープを巻き続けると、粘着剤が木に染み込む場合があります。気になる方は、テープを剥がした際にクリーナーで拭き取ることをおすすめします。
また、テープを巻くことでラケットの重量バランスが若干変わる場合があります。ほとんどの場合は体感できないレベルですが、非常に繊細なバランスを求める上級者は、テープの重量(3〜5g程度)を考慮に入れると良いでしょう。
テニス・バドミントン用のテープは使えるのか?
結論から言うと、問題なく使えます。むしろ、卓球専用のグリップテープは商品数が限られるため、テニスやバドミントン用のテープを流用している選手は非常に多いです。
ヨネックスのAC102やバボラのVSグリップなど、他競技で定番の商品は品質が安定しており、安心して使用できます。ただし、長さが卓球ラケットには長すぎるため、カットして使用する必要があります。
まとめ|卓球グリップテープで快適なプレーを手に入れよう
この記事では、卓球グリップテープについて選び方から巻き方、おすすめ商品、お手入れ方法まで網羅的に解説しました。最後に要点を整理します。
- 卓球グリップテープは、滑り止め・握り心地向上・グリップ径調整・ラケット保護など、多くのメリットがあるアイテムです。
- 素材は大きく「ウェット」「ドライ」「タオル」「レザー」の4タイプがあり、手汗のレベルやプレースタイルに応じて選びましょう。
- 初心者にはウェットタイプ(バタフライ ソフトグリップテープやヨネックス AC102)がおすすめです。
- 巻き方はグリップ下端から約30度の角度で、軽くテンションをかけながら巻くのがコツです。
- 交換時期の目安は2〜3週間(毎日使用の場合)。表面がツルツルになったら交換サインです。
- テニス・バドミントン用のグリップテープも問題なく使用できます。
- 季節や用途に合わせてタイプを使い分けると、年間を通じて安定したパフォーマンスが期待できます。
たった数百円のグリップテープ1つで、プレーの質は驚くほど変わります。まだ試したことのない方は、ぜひこの機会にお気に入りの1本を見つけてみてください。きっと「もっと早く使えばよかった」と感じるはずです。
よくある質問(FAQ)
卓球グリップテープはどのタイプを選べばいいですか?
初心者の方にはウェットタイプがおすすめです。もっとも汎用性が高く、適度な粘着感とクッション性で快適なグリップ感を得られます。手汗が特に多い方はドライタイプやタオルタイプ、耐久性を重視する方はレザータイプを選ぶと良いでしょう。
テニスやバドミントン用のグリップテープを卓球に使えますか?
はい、問題なく使用できます。実際に多くの卓球選手がテニス・バドミントン用のグリップテープを流用しています。ヨネックスのウェットスーパーグリップ(AC102)などは卓球選手にも人気です。ただし長さが余るため、カットして使用してください。
卓球グリップテープの交換頻度はどのくらいですか?
使用頻度によりますが、毎日使用する場合はウェットタイプ・ドライタイプで1〜2週間、タオルタイプで約1週間、レザータイプで1〜2ヶ月が目安です。表面がツルツルになったり、色が変わって汚れが目立つようになったら交換のサインです。
ペンホルダーのラケットにもグリップテープは巻けますか?
はい、巻けます。ペンホルダーの場合は、親指と人差し指が当たる部分を重点的にカバーするように巻きます。裏面は握らないため、全体を巻く必要はありません。部分的に巻くことで、グリップの太さの変化を最小限に抑えられます。
グリップテープを巻くとラケットの重さやバランスに影響しますか?
グリップテープの重量は約3〜5g程度です。ほとんどのプレーヤーには体感できないレベルの変化ですが、非常に繊細なバランスを求める上級者は、重量の変化を考慮に入れると良いでしょう。グリップ側が重くなるため、若干グリップ寄りのバランスになります。
卓球の公式大会でグリップテープの使用は認められていますか?
はい、認められています。ITTFの規定では、ラケットのグリップ部分を任意の素材で覆うことが許可されています。色の制限もありません。ただし、テープがラバー面にかかるような巻き方は避けてください。
グリップテープを長持ちさせるコツはありますか?
練習後にラケットケースにすぐしまわず、風通しの良い場所でグリップ部分を乾燥させることが最も重要です。また、リストバンドを併用して汗の量を減らしたり、プレー中にタオルでこまめに拭くことでもテープの寿命を延ばせます。



