卓球ラケット「中国式ペン」とは?基本を押さえよう
卓球ラケットには大きく分けて「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類があります。さらにペンホルダーは「日本式ペン」と「中国式ペン」に分かれます。中国式ペンは、その名の通り中国で発展したグリップ形状のラケットです。
中国式ペンの最大の特徴は、ブレード(打球面)がシェークハンドと同じような楕円形をしていることです。一方、グリップ部分はペンホルダー特有の短い形状をしています。この独特なデザインにより、ペンホルダーのフォア面の強さを活かしつつ、裏面にもラバーを貼って打球できるという大きなメリットが生まれます。
近年の卓球界では、シェークハンドが主流になりつつあります。しかし、中国式ペンは中国代表選手をはじめ、世界のトップレベルで今なお活躍し続けています。2021年東京オリンピック混合ダブルス金メダリストの許昕選手も中国式ペンの使い手として有名です。
「フォアハンドの威力を最大限に引き出したい」「ペンホルダーの操作性とシェークの両面打法を両立させたい」という方にとって、中国式ペンは非常に魅力的な選択肢です。この記事では、中国式ペンの特徴や日本式ペンとの違い、選び方、おすすめモデルまで徹底的に解説していきます。
中国式ペンと日本式ペンの違いを徹底比較
ペンホルダーラケットを検討する際、最初にぶつかるのが「中国式と日本式、どちらを選ぶべきか」という疑問です。両者の違いを正確に理解することで、自分のプレースタイルに合ったラケットを選べるようになります。
ブレード形状の違い
日本式ペンは、ブレードが角ばった四角形に近い形をしています。一方、中国式ペンはシェークハンドに近い丸みのある楕円形です。この形状の違いが、打球面の広さや裏面打法のしやすさに直結します。
グリップ形状の違い
日本式ペンのグリップにはコルクが貼られており、指の位置が固定しやすい構造です。中国式ペンのグリップはコルクがなく、シェークハンドのグリップを短くしたような形状をしています。中国式ペンのグリップは、裏面に指を回しやすいよう設計されています。
裏面打法への対応
ここが最も重要な違いです。日本式ペンはブレード裏面に指を置くスペースが必要なため、裏面にラバーを貼ることが困難です。厳密には貼れるモデルもありますが、実用性は限定的です。
一方、中国式ペンは裏面にラバーを貼ることを前提に設計されているため、バックハンドでの裏面打法を自然に行えます。これにより、フォアハンドの強さを維持しながら、バックハンドの弱点を補えるのです。
| 比較項目 | 中国式ペン | 日本式ペン |
|---|---|---|
| ブレード形状 | 楕円形(丸型) | 角型・角丸型 |
| 裏面打法 | ◎ 非常にやりやすい | △ 難しい |
| フォアの威力 | ◎ 高い | ◎ 非常に高い |
| 台上処理 | ○ 良好 | ◎ 非常に細かい操作可能 |
| ラバー枚数 | 両面(2枚) | 基本1枚(片面) |
| 重量 | やや重い | 軽い |
日本式ペンは前陣速攻型や表ソフトを使った変化プレーに向いています。中国式ペンは、ドライブ主体の攻撃型で、裏面打法を取り入れたいプレーヤーにおすすめです。
中国式ペンのメリット・デメリットを正直に解説
中国式ペンを選ぶかどうか迷っている方のために、メリットとデメリットを包み隠さずお伝えします。良い面だけでなく、注意すべき点も理解した上で選びましょう。
中国式ペンの5つのメリット
- 裏面打法でバックハンドを強化できる:最大のメリットです。ペンホルダー最大の弱点と言われるバックハンドを、裏面打法で補えます。裏面ドライブやブロック、フリック(台上で払うように打つ技術)など、多彩な技術が使えます。
- フォアハンドの威力が高い:ペンホルダー特有の手首の可動域の広さにより、フォアハンドドライブやスマッシュに強烈な回転とスピードを乗せられます。シェークハンドよりもフォアの威力が出やすいと言われています。
- サーブの回転量が多い:手首を自由に使えるため、サーブで多彩な回転をかけやすくなります。下回転、横回転、ナックルなど、変化の幅が広がります。
- 台上処理が器用にできる:ネット際の短いボールに対する処理が得意です。ストップやフリック、チキータ(裏面を使った横回転のレシーブ技術)を繊細にコントロールできます。
- 切り替えの独特なリズムが相手を惑わす:フォア面と裏面の切り替えは、シェークハンドのフォア・バック切り替えとはタイミングが異なります。この独特のリズムが対戦相手にとって取りにくい要素になります。
中国式ペンの3つのデメリット
- 裏面打法の習得に時間がかかる:裏面打法は独特な打球感覚が必要です。特に初心者が最初から裏面打法を習得しようとすると、かなりの練習時間が必要になります。目安として、安定した裏面ドライブを打てるようになるまで半年〜1年程度かかることもあります。
- ラケットの総重量が重くなりがち:両面にラバーを貼るため、ラケット全体の重量が増えます。片面仕様の日本式ペンが約140〜160gなのに対し、中国式ペンは両面にラバーを貼ると約170〜190gになることが一般的です。長時間の試合で疲労しやすくなる点は注意が必要です。
- 指導者が少ない:日本国内では、シェークハンドの指導者が圧倒的に多いのが現状です。中国式ペンの裏面打法を的確に指導できるコーチは限られます。独学になりやすいため、動画教材や専門書で補う必要があるかもしれません。
デメリットはありますが、裏面打法を身につければ「ペンの攻撃力+シェークの守備力」という理想的なプレースタイルが実現できます。努力に見合うリターンは十分にあると言えるでしょう。
中国式ペンラケットの選び方|5つの重要ポイント
中国式ペンラケットを選ぶ際に押さえるべきポイントは5つあります。自分のレベルやプレースタイルに合ったラケットを見つけるための基準として活用してください。
①合板の枚数で弾みと扱いやすさが変わる
中国式ペンラケットの合板枚数は、主に5枚合板と7枚合板があります。
| 合板枚数 | 特徴 | おすすめレベル |
|---|---|---|
| 5枚合板 | 球持ちが良く、回転をかけやすい。コントロール重視。 | 初心者〜中級者 |
| 7枚合板 | 弾みが強く、スピードが出る。攻撃力重視。 | 中級者〜上級者 |
| 特殊素材入り | カーボンやアリレートなどの素材で弾みを強化。 | 中上級者〜上級者 |
初めて中国式ペンを使う方は、5枚合板からスタートすることを強くおすすめします。球持ちが良い5枚合板は、裏面打法の感覚を覚えるのに最適です。7枚合板や特殊素材入りは弾みすぎて、最初はボールが安定しないことがあります。
②ラケット重量をチェック
中国式ペンラケットのブレード重量は、一般的に75g〜95g程度です。両面にラバーを貼ることを考慮すると、ブレード単体で80g〜88gがバランスの良い重さと言えます。
軽すぎると相手の強打に押されやすく、重すぎるとスイングスピードが落ちます。特に筋力に自信がない方は、85g以下のモデルを選ぶと良いでしょう。
③グリップの太さと形状
中国式ペンのグリップは、メーカーやモデルによって太さや形状が異なります。可能であれば、実際にスポーツ用品店で握ってみることをおすすめします。
ポイントは、フォア面と裏面の切り替えがスムーズにできるかどうかです。グリップが太すぎると裏面への切り替えが遅くなります。逆に細すぎると、フォアハンドで力が入りにくくなることがあります。
④使用するラバーとの相性
中国式ペンは両面にラバーを貼れるため、ラバーの組み合わせも重要です。一般的な組み合わせは以下の通りです。
- フォア面:裏ソフトラバー(粘着性またはテンション系)
- 裏面:裏ソフトラバー(テンション系)
中国選手の多くはフォア面に粘着ラバー、裏面にテンション系ラバーを使っています。粘着ラバーはフォアドライブに強烈な回転を生み出し、テンション系ラバーは裏面打法で安定した弾みを提供します。
初心者の方は、両面ともテンション系ラバーで始めるのが扱いやすくておすすめです。裏面のラバーはフォア面よりも薄いもの(1.7mm〜1.9mm程度)にすると、総重量を抑えられます。
⑤予算の目安
中国式ペンラケットの価格帯は幅広いです。
| 価格帯 | 特徴 | 代表モデル |
|---|---|---|
| 3,000〜5,000円 | 入門用。初心者に最適。 | 各メーカーの入門モデル |
| 5,000〜10,000円 | 中級者向け。性能と価格のバランスが良い。 | バタフライ ハッドロウVK-C など |
| 10,000〜20,000円 | 上級者向け。特殊素材入り高性能モデル。 | バタフライ ビスカリア中国式 など |
| 20,000円以上 | トップ選手仕様。最高峰の性能。 | 各メーカーのフラッグシップモデル |
ラケット本体に加えて、ラバー2枚の費用も必要です。初心者の方はラケットとラバー合わせて1万円〜1万5千円程度の予算を見込んでおくと、十分な品質のものが揃えられます。
おすすめ中国式ペンラケット7選|レベル別に紹介
ここからは、実際におすすめの中国式ペンラケットを初心者向け・中級者向け・上級者向けに分けてご紹介します。Amazonでも購入できるモデルを中心にピックアップしました。
【初心者向け】バタフライ センコー中国式
バタフライから発売されている5枚合板の入門用中国式ペンラケットです。価格が手頃でありながら、球持ちが良くコントロールしやすいのが特徴です。軽量なので、中国式ペンを初めて試す方に最適な一本です。裏面打法の基本を覚えるのにもぴったりです。
Amazonで「バタフライ センコー 中国式」と検索すると見つかります。ラバーと合わせて購入するのがおすすめです。
【初心者〜中級者向け】ニッタク ルーティスレボC
ニッタクのルーティスレボCは、5枚合板に木材の質感を活かした打球感が魅力です。適度な弾みとしっかりした打球感があり、初心者から中級者へのステップアップに向いています。グリップの握りやすさにも定評があります。
【中級者向け】バタフライ ハッドロウVK-C
バタフライのハッドロウVK-Cは、黒檀(こくたん)を使用した5枚合板の中国式ペンラケットです。硬めの打球感で、ドライブに力強い回転とスピードを乗せられます。中級者がさらなるレベルアップを目指す際に選ばれることが多い定番モデルです。重量のバランスも良好で、裏面打法との相性も抜群です。
Amazonでの取り扱いがあり、価格も1万円前後と性能に対してコストパフォーマンスに優れています。
【中級者向け】TSP スワットC(現VICTAS)
VICTASのスワット中国式は、7枚合板ながら価格が抑えられたコスパモデルです。弾みが良く、攻撃的なプレーをしたい中級者におすすめです。7枚合板特有のスピード感がありつつ、木材ならではの打球感も楽しめます。
【中上級者向け】バタフライ インナーフォースレイヤーZLC-CS
特殊素材「ZLカーボン」をインナーに配置した高性能モデルです。球持ちの良さと弾みの強さを両立しているのが最大の特徴です。裏面打法での安定感が抜群で、フォアドライブの威力も申し分ありません。
価格は2万円前後とやや高めですが、長く使える高品質なラケットです。Amazonでも購入でき、中国式ペンの本格的なプレーを追求したい方に強くおすすめします。
【上級者向け】バタフライ ビスカリア中国式
世界的な名作ラケット「ビスカリア」の中国式バージョンです。アリレートカーボンを搭載し、圧倒的な弾みとスピードを実現しています。上級者やトップ選手が使用するハイエンドモデルで、フォアの一撃の破壊力は別格です。
【上級者向け】紅双喜(DHS)キョウヒョウ 龍5(LONG V)
中国卓球界を代表するメーカー紅双喜のフラッグシップモデルです。中国代表選手の許昕選手が使用していたことでも有名です。アリレートカーボンを搭載し、粘着ラバーとの相性が抜群です。中国式ペンの本場のプレーを体感したい方に最適な一本です。
Amazonで「紅双喜 龍5 中国式」と検索すると販売ページが見つかります。並行輸入品が多いため、信頼できるショップから購入することをおすすめします。
裏面打法を習得するための練習方法とコツ
中国式ペンの最大の魅力である裏面打法を使いこなすためには、段階的な練習が欠かせません。ここでは、初心者でも取り組みやすい練習方法を順を追って解説します。
ステップ1:裏面でのブロックを覚える
最初は裏面を使ったブロック(相手のドライブを止める技術)から始めましょう。練習パートナーに軽いドライブを打ってもらい、裏面でバックハンド側に返球します。
ポイントは以下の3つです。
- ラケット角度をやや被せ気味にする
- 手首を固定して、肘を支点にコンパクトに振る
- ボールの頂点、またはやや早めのタイミングで捉える
最初は10球中3〜4球返せれば十分です。毎日15分程度続ければ、2〜3週間で感覚がつかめてきます。
ステップ2:裏面フリックで台上処理を強化
ブロックが安定してきたら、次は台上での裏面フリックを練習します。短い下回転サーブに対して、裏面で払うように打球する技術です。
コツはボールの底を薄くこするようにラケットを振ることです。手首のスナップを効かせると、鋭い打球が可能になります。
ステップ3:裏面ドライブで攻撃の幅を広げる
最終段階は裏面ドライブの習得です。バックハンド側に来た長いボールに対して、裏面でドライブをかけて攻撃します。
練習方法としては、多球練習(たきゅうれんしゅう:次々にボールを出してもらって打つ練習)が効果的です。バックハンド側に一定のペースでボールを送ってもらい、裏面ドライブを繰り返します。
- まずは回転重視で、ネットを超える確率を高める
- 安定してきたら、少しずつスピードを上げる
- フォアとの切り替え練習に発展させる
裏面ドライブの安定には、3〜6ヶ月の継続的な練習が必要です。焦らず地道に取り組むことが上達の秘訣です。
裏面打法に適したラバーのおすすめ
裏面打法の練習を始める際は、ラバー選びも重要です。おすすめはテンション系裏ソフトラバーの薄めのスポンジ(1.7mm〜1.9mm)です。
初心者に特におすすめなのが「バタフライ テナジー05 FX」や「ニッタク ファスターク G-1」です。柔らかめのスポンジで球持ちが良く、裏面打法の感覚をつかみやすいラバーです。Amazonでも手軽に購入できます。
中級者以上には「バタフライ ディグニクス05」がおすすめです。回転性能とスピードのバランスに優れ、裏面ドライブに強烈な回転を生み出します。
中国式ペンを使うトップ選手から学ぶ戦術
中国式ペンの戦術を理解するには、トップ選手のプレーを分析するのが一番の近道です。ここでは、参考にすべき選手と彼らの戦術を解説します。
許昕選手(中国)の戦術
許昕選手は「最後のペンホルダー」と呼ばれる中国式ペンの世界的名手です。彼のプレーの特徴は以下の通りです。
- 圧倒的なフォアハンドの回転量:粘着ラバーを使ったフォアドライブは、世界最高レベルの回転量を誇ります
- 広いフットワークでフォアで攻める:バック側に来たボールも積極的にフォアで回り込んで打つスタイル
- 裏面打法はつなぎに使用:裏面ドライブは主にラリーのつなぎとして使い、決め球はフォアで打つ
許昕選手のプレースタイルは「フォアハンド主体の中国式ペン」の理想形です。フットワークに自信がある方は、このスタイルを参考にすると良いでしょう。
王皓選手(中国・引退)の戦術
王皓選手は裏面打法を世界に広めたパイオニア的存在です。彼の革新的な点は、裏面打法をメインの攻撃手段として使ったことです。
- バックハンド側は裏面ドライブで攻撃
- フォアと裏面の切り替えが非常にスムーズ
- 台上では裏面チキータを多用
バックハンドの攻撃力を高めたい方は、王皓選手のプレー動画をYouTubeで研究することをおすすめします。
自分なりの戦術を構築するポイント
トップ選手の戦術をそのまま真似するのは難しいですが、エッセンスを取り入れることは可能です。
- 初心者〜初中級者:フォア主体で、裏面はブロックとフリック中心
- 中級者:裏面ドライブを徐々に取り入れ、フォアと裏面の切り替え練習を重視
- 上級者:裏面チキータや裏面カウンターなど高度な技術を追加
大切なのは、自分のレベルに合った裏面打法の使い方を段階的に取り入れることです。いきなり全ての技術を使おうとすると、かえってプレーが崩れてしまいます。
中国式ペンに合うラバーの組み合わせパターン
中国式ペンの性能を最大限に引き出すためには、ラバーの組み合わせが極めて重要です。レベル別におすすめの組み合わせパターンをご紹介します。
初心者向けの組み合わせ
| 面 | ラバー種類 | おすすめモデル | スポンジ厚 |
|---|---|---|---|
| フォア面 | テンション系裏ソフト | バタフライ ロゼナ | 中(1.9mm) |
| 裏面 | テンション系裏ソフト | バタフライ ロゼナ | 中(1.7mm) |
初心者は両面同じラバーで統一すると扱いやすいです。ロゼナは性能と価格のバランスが優れた定番ラバーです。Amazonで1枚4,000円前後で購入できます。
中級者向けの組み合わせ
| 面 | ラバー種類 | おすすめモデル | スポンジ厚 |
|---|---|---|---|
| フォア面 | テンション系裏ソフト | バタフライ テナジー05 | 厚(1.9mm) |
| 裏面 | テンション系裏ソフト | バタフライ テナジー05 FX | 中(1.7mm) |
フォア面にはしっかりした打球感のテナジー05、裏面にはソフトなFXバージョンを組み合わせるパターンです。裏面が柔らかいことで、裏面打法の安定感が増します。
上級者・粘着ラバー使用パターン
| 面 | ラバー種類 | おすすめモデル | スポンジ厚 |
|---|---|---|---|
| フォア面 | 粘着裏ソフト | 紅双喜 キョウヒョウNEO3 | 特厚 |
| 裏面 | テンション系裏ソフト | バタフライ ディグニクス05 | 厚(1.9mm) |
中国代表選手も採用している王道の組み合わせです。フォアの粘着ラバーで強烈な回転をかけ、裏面のテンション系で安定したスピードドライブを放ちます。粘着ラバーの「キョウヒョウNEO3」はAmazonでも入手可能です。
ラバーの組み合わせは総重量のバランスも考慮してください。両面とも厚いスポンジにすると、総重量が190gを超えることがあります。裏面を薄めにする工夫をしましょう。
まとめ|中国式ペンで卓球をもっと楽しもう
この記事では、卓球ラケット「中国式ペン」の特徴、選び方、おすすめモデル、裏面打法の練習方法、戦術、ラバーの組み合わせまで幅広く解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。
- 中国式ペンは裏面打法ができる唯一のペンホルダーで、フォアの威力とバックの実用性を両立できる
- 日本式ペンとの最大の違いは裏面へのラバー貼付と打球が可能な点
- 初心者は5枚合板・軽量モデルから始めるのがおすすめ
- ラケット選びでは合板枚数・重量・グリップ形状・ラバーとの相性・予算の5点を確認
- 裏面打法はブロック→フリック→ドライブの順で段階的に習得する
- ラバーはフォア面よりも裏面を薄めにして総重量をコントロール
- トップ選手の動画を参考に、自分のレベルに合った戦術を構築する
中国式ペンは、習得に時間がかかるものの、極めれば世界トップレベルでも通用するスタイルです。許昕選手が証明しているように、ペンホルダーの可能性はまだまだ広がっています。
ぜひこの記事を参考に、自分に合った中国式ペンラケットを見つけて、卓球ライフをさらに充実させてください。
よくある質問(FAQ)
中国式ペンと日本式ペンの一番大きな違いは何ですか?
最大の違いは裏面打法への対応です。中国式ペンは裏面にラバーを貼って打球できるよう設計されており、バックハンドでドライブやフリックなどの攻撃技術を使えます。日本式ペンは裏面に指を置く構造のため、裏面打法は基本的にできません。
中国式ペンは初心者でも使えますか?
はい、初心者でも使えます。ただし、裏面打法の習得には時間がかかるため、最初はフォア面主体でプレーしながら、徐々に裏面打法を取り入れていくことをおすすめします。5枚合板の軽量モデルを選ぶと扱いやすいです。
中国式ペンの裏面打法を覚えるのにどのくらいかかりますか?
個人差はありますが、裏面ブロックが安定するまで2〜3週間、裏面フリックが実用レベルになるまで1〜2ヶ月、裏面ドライブが安定するまで3〜6ヶ月程度が目安です。毎日15〜30分の裏面練習を継続することが上達の鍵です。
中国式ペンにおすすめのラバーは何ですか?
初心者にはバタフライの「ロゼナ」、中級者にはバタフライの「テナジー05」シリーズがおすすめです。裏面には柔らかめのラバー(テナジー05 FXなど)を選ぶと安定しやすいです。上級者はフォア面に粘着ラバー「キョウヒョウNEO3」、裏面にテンション系ラバーの組み合わせが王道です。
中国式ペンラケットの重さはどのくらいが適切ですか?
ブレード単体で80g〜88g程度が一般的です。両面にラバーを貼った状態で170g〜190g程度になります。筋力に自信がない方や、長時間プレーすることが多い方は、ブレード重量85g以下の軽量モデルを選ぶと疲労を軽減できます。
シェークハンドから中国式ペンに転向するのは難しいですか?
グリップの握り方やスイングの感覚が大きく異なるため、転向には一定の時間が必要です。特にフォアハンドの手首の使い方やフットワークのパターンが変わります。ただし、シェークで培った両面の感覚は裏面打法に活かせます。3〜6ヶ月で基本的なプレーが安定する方が多いです。
中国式ペンで裏面打法を使わないのはアリですか?
裏面打法を使わない選択も可能です。その場合はフォアハンド主体でプレーし、バックハンドはプッシュやショートで対応します。ただし、裏面打法を使わないのであれば日本式ペンの方が軽量で台上処理も細かくできるため、中国式ペンを選ぶメリットは薄れます。将来的に裏面打法を取り入れる予定がある場合は中国式ペンをおすすめします。



