なぜラケットの持ち方が重要なのか?
卓球を始めたばかりの方が最初につまずきやすいのが、ラケットの正しい持ち方(グリップ)です。自己流の癖がついてしまうと、上達の妨げになったり、特定の技術がやりにくくなったりすることがあります。ボールに力が伝わらなかったり、コントロールが安定しなかったりする原因の多くは、このグリップに隠されています。
この記事では、卓球の代表的なラケットの持ち方である「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類について、それぞれの特徴や正しい握り方を徹底的に解説します。自分に合ったグリップを見つけ、卓球上達への第一歩を踏み出しましょう。
卓球の基本!シェークハンドの正しい持ち方
シェークハンドは、その名の通り握手をするようにラケットを握るスタイルで、現代卓球において最も主流なグリップです。初心者からプロ選手まで、幅広いレベルのプレイヤーに愛用されています。
シェークハンドの特徴
シェークハンドの最大のメリットは、フォアハンドとバックハンドの切り替えがスムーズで、どちらも安定して打ちやすい点にあります。攻守のバランスに優れており、ドライブやスマッシュなどの攻撃的なプレーから、ブロックなどの守備的なプレーまで、オールラウンドに対応できるのが魅力です。
基本的な握り方
正しいシェークハンドの握り方は、以下の手順で行います。
- 握手をするイメージで、手のひらでグリップを自然に握ります。
- 親指と人差し指で、ラケットのブレード(打球面)の付け根あたりを軽く挟みます。
- 人差し指は、ラケットの縁に沿って自然に伸ばします。これがラケット面の角度を安定させるガイドの役割を果たします。
- 残った中指、薬指、小指の3本でグリップを軽く包み込むように握ります。
ポイント:力を入れすぎてガチガチに握らないことが重要です。手首がリラックスして自由に動かせる程度の力加減を意識しましょう。
良い握り方のチェックポイント
- 手首がスムーズに動くか?
ラケットを握った状態で手首を上下左右に動かしてみてください。ラケットがスムーズに動けば、力が入りすぎていない良い状態です。 - 人差し指がラバーにかかっていないか?
人差し指が打球面に深く入りすぎると、打球の感覚が狂ったり、コントロールが不安定になったりします。縁に沿わせるのが基本です。 - 親指が立ちすぎていないか?
親指を立ててしまうと、バックハンドの際に邪魔になることがあります。軽く曲げてラバーの上に置くのが一般的です。
ペンホルダーの持ち方|2つの種類と特徴
ペンホルダーは、ペンを持つようにラケットを握るスタイルです。手首の可動域が広く、特にフォアハンド系の技術や台上プレーで威力を発揮します。主に「日本式」と「中国式」の2種類に分けられます。
日本式ペンホルダー
日本式ペンホルダーは、グリップが角ばっており、片面のみにラバーを貼って使用することが多いスタイルです。親指と人差し指でグリップの付け根を挟むように持ち、裏面に残りの指を添えてラケットを支えます。
- メリット:手首を使いやすく、非常に強力でスピーディーなフォアハンドドライブが打てます。
- デメリット:バックハンドでの攻撃が難しく、主にブロックやプッシュで対応することが多くなります。
中国式ペンホルダー(中ペン)
中国式ペンホルダーは、シェークハンドのグリップを短くしたような丸い形状が特徴です。日本式と同様にフォアハンドが打ちやすいことに加え、ラケットの裏面にもラバーを貼り、バックハンドドライブ(裏面打法)を振れるのが最大の利点です。
- メリット:手首の自由度が高く、多彩な台上技術(チキータなど)や、フォア・バック両面での攻撃が可能です。
- デメリット:裏面打法を習得するには高度な技術と練習が必要になります。
自分に合った持ち方を見つけるには?
どの持ち方が自分に合っているか迷うかもしれません。一般的に、これから卓球を始める初心者の方には、攻守のバランスが取れたシェークハンドをおすすめします。世界的に見ても使用者が多く、基本的な技術を幅広く習得しやすいからです。
一方で、「強力なフォアハンドを武器にしたい」「独特のプレースタイルを築きたい」といった明確な目標がある場合は、ペンホルダーも魅力的な選択肢です。
最終的には、自分の目指すプレースタイルや体格、感覚に合うかどうかで決めるのが一番です。しかし、一人で判断するのは難しいもの。そんな時は、専門家のアドバイスを求めるのが上達への近道です。
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まとめ
卓球ラケットの持ち方は、技術の土台となる非常に重要な要素です。今回ご紹介した「シェークハンド」「日本式ペンホルダー」「中国式ペンホルダー」の3つのグリップには、それぞれ異なるメリットと特徴があります。
まずは基本となるシェークハンドから試してみて、自分の感覚や目指すプレースタイルに合わせて最適なグリップを見つけていきましょう。もし迷ったら、サワキュウスポーツのような専門店で専門スタッフやコーチに相談することで、あなたの卓球ライフはより豊かで楽しいものになるはずです。