卓球ラケット「ライガン」とは?基本スペックと特徴を解説
「ライガンってよく名前を聞くけど、実際どんなラケットなの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。卓球を始めたばかりの方や、そろそろ初心者用ラケットから卒業したいと考えている方にとって、ラケット選びは大きな悩みのタネです。この記事では、バタフライ(BUTTERFLY)が販売する人気ラケット「ライガン」について、スペック・使用感・おすすめラバーの組み合わせまで徹底的に解説します。読み終える頃には、ライガンが自分に合うラケットかどうか、はっきり判断できるようになるはずです。
ライガンは、日本の卓球用品メーカー「バタフライ(タマス)」が展開するシェークハンドラケットです。正式な品番は36161で、攻撃用のオールラウンドラケットとして位置づけられています。まずは基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー | バタフライ(BUTTERFLY) |
| ブレード構成 | 5枚合板(木材) |
| ブレードサイズ | 157×150mm |
| ブレード厚 | 5.5mm |
| グリップ形状 | FL(フレア)/ ST(ストレート) |
| 平均重量 | 約85g |
| 反発特性 | やや高め(5枚合板の中では弾む部類) |
| 定価(税込) | 約3,850円前後 |
5枚合板構成でありながら、しっかりとした弾みがある点がライガン最大の特徴です。一般的な5枚合板ラケットは「コントロール重視で弾みは控えめ」という印象がありますが、ライガンはその常識を覆す弾力を持っています。バタフライ独自の木材選定と接着技術により、コントロール性能と攻撃力を高い次元で両立させることに成功しました。
ブレード厚は5.5mmと標準的で、手に持った時の重量感もちょうど良く、長時間の練習でも疲れにくい設計です。価格帯も4,000円を切るため、コストパフォーマンスに優れたラケットといえるでしょう。
ライガンが初心者・中級者に選ばれる5つの理由
卓球ラケットは数百種類以上存在しますが、その中でもライガンは初心者から中級者の間で特に高い人気を誇ります。なぜこれほど支持されるのか、5つの理由を掘り下げていきます。
理由1:ちょうど良い弾み
初心者が最初に使うラケットとして最も重要なのは「弾みすぎないこと」です。しかし、あまりにも弾まないラケットでは、打球感の楽しさを感じられず上達も遅れがちになります。ライガンは5枚合板の中ではやや弾む部類に入り、台上プレーではコントロールしやすく、ドライブを打つときにはしっかり飛んでくれます。この絶妙なバランスが、初心者の上達をサポートしてくれるのです。
理由2:球持ちの良さ
ライガンは木材のしなりを活かした球持ちの良さが際立ちます。球持ちとは、ボールがラケットに接触している時間の長さを指します。球持ちが良いラケットは回転をかけやすく、自分の意図したコースに打ち分けやすいのが特長です。特にツッツキやカット、ループドライブなど回転系の技術を習得する段階では、この球持ちが上達スピードに大きく影響します。
理由3:軽量で操作性が高い
平均重量約85gというのは、シェークハンドラケットの中では軽い部類です。ラバーを両面に貼っても総重量は160〜175g程度に収まることが多く、手首を使った細かい技術も行いやすくなります。切り替えの速いラリー練習でも、ラケットの重さに負けることなくスムーズにスイングできます。
理由4:ラバーとの相性が幅広い
ライガンはクセが少ないラケットのため、さまざまなラバーとの組み合わせが可能です。裏ソフトラバーはもちろん、表ソフトや粒高を貼って異質型のプレーにも対応できます。自分のプレースタイルが固まっていない初心者にとって、どんなラバーを試しても安定した性能を発揮してくれるのは大きなメリットです。
理由5:コストパフォーマンスの高さ
定価で約3,850円、ネット通販では3,000円台前半で購入できることもあります。初心者用のラケットとラバーのセットを購入しても合計で7,000〜10,000円程度に抑えられるため、卓球を始めたばかりの方の財布にもやさしい製品です。この価格帯でありながら、中級者になっても十分使い続けられるスペックを持っている点が、ライガンのコスパの高さを物語っています。
ライガンに合うおすすめラバーの組み合わせ
ラケット選びと同じくらい重要なのが、ラバーとの組み合わせです。ライガンの性能を最大限に引き出すラバーを、レベル別にご紹介します。
初心者におすすめの組み合わせ
卓球を始めたばかりの方には、コントロール性能が高いラバーがおすすめです。
- フォア面:ロゼナ(バタフライ) — スプリングスポンジを搭載し、回転とコントロールのバランスに優れたラバーです。ライガンの球持ちの良さと相まって、安定したドライブが打てます。
- バック面:スレイバーFX(バタフライ) — 柔らかめのスポンジを採用しており、ブロックやツッツキがやりやすいラバーです。バック技術の基礎を身につけるのに最適です。
この組み合わせなら、ラケット・ラバー合わせて約10,000〜12,000円で揃えられます。
中級者におすすめの組み合わせ
基本技術が身についてきた中級者には、もう少し攻撃力のあるラバーがおすすめです。
- フォア面:テナジー05 FX(バタフライ) — テナジーシリーズの中でも柔らかめで扱いやすいモデルです。ライガンの5枚合板ならではのコントロール性を維持しつつ、一段上の回転量と威力が手に入ります。
- バック面:ロゼナ(バタフライ) — 中級者のバック面としても十分な性能があります。バックドライブやカウンターでも安定感を発揮してくれます。
異質型プレーの組み合わせ
カットマンや前陣異質型を目指す方にもライガンは対応できます。
- フォア面:マークV(ヤサカ) — 長年愛されるロングセラーラバーで、攻守バランスが良好です。
- バック面:フェイントロング3(バタフライ) — 粒高ラバーの定番で、相手の回転を変化させるカットやプッシュが出しやすくなります。
Amazonでは、ライガンとラバーをそれぞれ個別に購入できます。特にロゼナはAmazonでの取り扱いが豊富で、レビュー評価も4.0以上と高い支持を得ています。セットで購入すると送料が無料になることも多いので、ぜひチェックしてみてください。
ライガンとライガンシリーズの違いを比較
バタフライの「ライガン」には、実はいくつかの派生モデルが存在します。それぞれの違いを把握しておくことで、より自分に合ったラケットを選べるようになります。
| モデル名 | 合板構成 | 弾み | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ライガン | 5枚合板 | 中 | 約85g | バランス型、初中級者向け |
| ライガンFL(旧モデル) | 5枚合板 | 中 | 約85g | 基本性能は同等 |
バタフライの製品ラインナップでは、ライガンと同じ価格帯に「コルベル」や「SKカーボン」などがあります。これらと比較した場合のポイントも整理しましょう。
| 比較項目 | ライガン | コルベル | SKカーボン |
|---|---|---|---|
| 合板構成 | 5枚合板 | 5枚合板 | 5枚+2枚(カーボン) |
| 弾み | 中 | 中〜やや高 | 高 |
| コントロール | ◎ | ○ | △ |
| 球持ち | ◎ | ○ | △ |
| 重量 | 約85g | 約88g | 約85g |
| 価格帯 | 約3,850円 | 約5,500円 | 約5,500円 |
コルベルはライガンと同じ5枚合板ですが、やや弾みが強くパワープレー向きです。SKカーボンはカーボン素材を組み込んでおり、ボールスピードが出やすい反面、コントロールはやや難しくなります。
結論として、「まずは基礎技術をしっかり身につけたい」という方にはライガンが最適です。ある程度技術が身についてからスピード重視のラケットにステップアップする、というルートが王道といえるでしょう。
ライガンの実際の使用感・口コミ評価
スペック表だけではわからない「実際に使ってみた感想」も重要です。Amazonや楽天のレビュー、卓球フォーラムでの口コミを総合的に分析しました。
高評価のポイント
- 「想像以上に弾む」 — 5枚合板なので弾まないと思っていたが、実際にはしっかり飛ぶという声が多数あります。特にドライブ時の弾みに驚く方が多いようです。
- 「コントロールしやすい」 — 台上処理やサーブレシーブでの細かいコントロールが楽にできるという評価が目立ちます。
- 「軽くて振りやすい」 — 長時間練習でも手が疲れないという声があり、特に中高生の部活動プレーヤーに支持されています。
- 「コスパ最高」 — この価格でこの性能は他にないという声が多く、Amazonのレビューでは平均4.3前後の高評価を維持しています。
低評価・注意点
- 「上級者には物足りない」 — 打球のスピードや威力を求める上級者には、やはりカーボンラケットやインナーファイバー系のラケットの方が適しています。
- 「個体差がある」 — 木材ラケット全般にいえることですが、重量に±3g程度の個体差があります。通販で購入する際は重量指定ができるショップを選ぶと安心です。
- 「デザインがシンプルすぎる」 — 性能に直結しない部分ですが、見た目の華やかさを求める方にはやや物足りないかもしれません。
総合的に見ると、ライガンは初心者の最初の1本、または中級者のサブラケットとして非常に高い評価を受けていることがわかります。実際に、部活動で卓球を始める中学生や高校生の「初めてのマイラケット」としてコーチが推薦するケースも多いようです。
ライガンを使った効果的な練習方法
せっかくライガンを手に入れたなら、その特性を活かした練習を行いましょう。ライガンの球持ちの良さとコントロール性能を最大限に活用できる練習メニューをご紹介します。
練習1:マルチボール練習でのフォアドライブ
ライガンの球持ちを活かして、フォアドライブのフォームを固めましょう。ボールをラケットに「乗せて運ぶ」感覚をつかむのに最適なラケットです。1球1球丁寧に、以下のポイントを意識してください。
- ボールの頂点からやや落ちたタイミングで打球する
- 腰の回転を使って、腕だけで打たないようにする
- フォロースルーは額の高さまでしっかり振り切る
練習2:バックハンドブロックの安定性向上
ライガンは弾みすぎないので、ブロック練習にも最適です。相手のドライブをコンパクトなスイングで返球する練習を繰り返しましょう。ラケット面の角度を意識することで、コースの打ち分け精度が飛躍的に向上します。
練習3:サーブ練習で回転量を高める
ライガンの球持ちの良さは、サーブの回転量を高めるのにも役立ちます。下回転サーブ、横回転サーブ、ロングサーブなど、さまざまなサーブを練習してください。ボールがラケットに接触している時間が長い分、回転のかけ方の「手の感覚」を掴みやすくなります。
練習4:ツッツキとストップの使い分け
台上技術はライガンが最も得意とする分野の一つです。短いボールに対するストップ(短く返す技術)と、長いツッツキ(下回転で深く返す技術)を交互に練習しましょう。コントロール性能が高いライガンなら、ボールの長さの微調整が行いやすく、台上技術の上達が早まります。
練習の質を高めるために、トレーニングボールも用意しておくと便利です。Amazonではバタフライの「スターボール」やニッタクの「ジャパンスター」など、練習用のプラスチックボールが手頃な価格で販売されています。1箱(120球入り)あると、マルチボール練習に非常に重宝します。
ライガンの購入方法と選び方のポイント
ライガンを実際に購入する際に知っておきたいポイントを整理します。
グリップの選び方
ライガンにはFL(フレア)とST(ストレート)の2種類のグリップがあります。
- FL(フレア) — グリップの先端に向かって広がる形状です。握った時のフィット感が良く、最も人気のあるグリップです。初心者の方には基本的にFLをおすすめします。
- ST(ストレート) — グリップが真っ直ぐな形状です。握り方を変えやすく、サーブ時にグリップチェンジを多用する方に向いています。
購入先の選び方
ライガンはAmazon、楽天市場、卓球専門店のオンラインショップなどで購入できます。それぞれのメリットを整理しました。
| 購入先 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| Amazon | 送料無料(Prime対象)、レビューが豊富 | 重量指定が難しい場合がある |
| 楽天市場 | ポイント還元が大きい | ショップによって価格差がある |
| 卓球専門店 | 重量指定可能、試打できる場合あり | 定価販売のことが多い |
初めての購入で重量にこだわりがない場合は、Amazonでの購入が最も手軽です。Prime会員なら翌日配送も可能で、ラバーと一緒に購入すれば送料を気にせず買い物できます。
ラバーの貼り方について
ラケットとラバーを別々に購入した場合、自分でラバーを貼る必要があります。初心者の方は不安に感じるかもしれませんが、卓球用の接着剤(フリーチャック)を使えば意外と簡単です。Amazonではバタフライの「フリーチャック2」が人気で、スポンジ付きで塗りやすいと好評です。YouTubeにも貼り方の解説動画が多数あるので、初めてでも安心して挑戦できます。
ライガンからのステップアップ|次に選ぶべきラケットは?
ライガンで基礎技術を磨き、さらなるレベルアップを目指すとき、次に選ぶべきラケットも気になるところです。プレースタイル別におすすめのステップアップ先をご紹介します。
ドライブ主戦型の場合
フォアドライブを主軸にラリーを展開したい方には、インナーフォースレイヤーALC(バタフライ)がおすすめです。ブレードの内側にアリレートカーボンを配置しており、球持ちを維持しながら打球のスピードと威力がアップします。ライガンからの移行でも違和感が少なく、スムーズにステップアップできます。
速攻型の場合
前陣でのスピードプレーを重視する方には、張本智和インナーフォースALC(バタフライ)が人気です。ラケット全体のバランスが前陣向けに設計されており、カウンタードライブやフリック(台上の短いボールを払う技術)がやりやすくなっています。
オールラウンド型の場合
攻守バランスを重視したい方には、ティモボルALC(バタフライ)やビスカリア(バタフライ)がおすすめです。どちらもアリレートカーボンを搭載しながらコントロール性能が高く、世界のトッププレーヤーにも使用者が多いモデルです。
ステップアップの目安としては、ライガンで1〜2年程度プレーして基礎が固まったタイミングがベストです。焦って上位モデルに切り替えると、コントロールが追いつかず逆に成績が下がってしまうこともあります。しっかり基礎を固めてから次のステップに進みましょう。
まとめ:ライガンは卓球の上達を加速させる最高のパートナー
ここまでバタフライのラケット「ライガン」について詳しく解説してきました。最後に、記事の要点を整理します。
- ライガンはバタフライが販売する5枚合板のシェークハンドラケットで、初心者から中級者に最適
- 5枚合板ながら十分な弾みがあり、ドライブもしっかり飛ぶ
- 球持ちの良さが特長で、回転系の技術を習得しやすい
- 約85gと軽量で、長時間練習でも疲れにくい
- 価格は約3,850円とコストパフォーマンスが非常に高い
- ロゼナやスレイバーFXなど、幅広いラバーと相性が良い
- 基礎技術を固めた後は、インナーフォースレイヤーALCなどへのステップアップがおすすめ
- Amazonでの購入が手軽で、レビュー評価も高い
卓球は道具選びが上達に直結するスポーツです。自分のレベルとプレースタイルに合ったラケットを選ぶことが、最も効率的な上達への近道となります。ライガンは、その「最初の1本」として自信を持っておすすめできるラケットです。ぜひ実際に手に取って、その使いやすさを体感してみてください。
よくある質問(FAQ)
ライガンはどのレベルのプレーヤーに向いていますか?
ライガンは初心者から中級者に最も適しています。5枚合板の球持ちの良さとコントロール性能により、基本技術の習得に最適です。卓球を始めたばかりの方の「最初の1本」として特におすすめできるラケットです。
ライガンに合うおすすめのラバーは何ですか?
初心者にはフォア面にロゼナ、バック面にスレイバーFXの組み合わせがおすすめです。中級者にはフォア面にテナジー05 FX、バック面にロゼナの組み合わせが人気です。ライガンはクセが少ないラケットのため、幅広いラバーと相性が良いのが特長です。
ライガンとコルベルの違いは何ですか?
どちらもバタフライの5枚合板ラケットですが、コルベルの方がやや弾みが強くパワープレー向きです。ライガンはコントロール性能と球持ちに優れ、コルベルより安価(約3,850円 vs 約5,500円)です。基礎技術を身につけたい方にはライガンが適しています。
ライガンの重量はどれくらいですか?
ライガンの平均重量は約85gです。木材ラケットのため±3g程度の個体差がありますが、シェークハンドラケットの中では軽い部類に入ります。ラバーを両面に貼った総重量は160〜175g程度になることが多いです。
ライガンはいつ頃買い替えるべきですか?
目安としては1〜2年程度の使用後、基礎技術が安定してきたタイミングでのステップアップがおすすめです。ただし、ラケット自体の寿命という意味では、目立った割れや反りがなければ3年以上使い続けることも可能です。技術レベルの向上に合わせて判断しましょう。
ライガンのグリップはFLとSTどちらが良いですか?
初心者の方にはFL(フレア)がおすすめです。手にフィットしやすく、安定したグリップが得られます。ST(ストレート)はグリップチェンジがしやすいメリットがありますが、慣れが必要なため中級者以上の方に向いています。
ライガンでカットマンはできますか?
ライガンはカットマンのプレーにも対応可能です。バック面に粒高ラバー(フェイントロング3など)を貼れば、カットの変化をつけやすくなります。ただし、本格的なカットマンを目指す場合は、カット専用ラケット(松下浩二シリーズなど)を検討するのもよいでしょう。



