卓球のルールが分からなくて困っていませんか?
「卓球を始めたいけど、ルールがよく分からない」「部活や会社のレクリエーションで試合をすることになったけど、恥をかきたくない」——そんな悩みを抱えていませんか?
卓球は世界中で親しまれる人気スポーツです。日本では約900万人がプレーしているとも言われています。しかし、いざ試合となると細かいルールが分からず戸惑う方が多いのも事実です。
この記事では、卓球のルールを早わかりで完全解説します。サーブのルールから得点の数え方、反則行為、ダブルスの特殊ルールまで、初心者が知っておくべきすべてを網羅しました。この記事を読めば、5分後には自信を持って試合に臨めるようになります。
卓球の基本ルール|試合形式と勝敗の決め方
まず最初に、卓球の試合がどのように進むのかを確認しましょう。基本的な試合形式を理解するだけで、観戦も実践もぐっと楽しくなります。
試合の形式:ゲーム数について
卓球の試合は複数のゲーム(セット)で構成されます。大会のレベルによって形式が異なります。
| 試合形式 | ゲーム数 | 勝利条件 | 主な大会 |
|---|---|---|---|
| 5ゲームマッチ | 最大5ゲーム | 3ゲーム先取 | 地域大会・レクリエーション |
| 7ゲームマッチ | 最大7ゲーム | 4ゲーム先取 | 全日本選手権・国際大会 |
一般的な大会では5ゲームマッチ(3ゲーム先取)が多く採用されています。オリンピックや世界選手権などのトップレベルの大会では7ゲームマッチが主流です。
1ゲームの得点ルール
1ゲームは11点先取で勝利となります。ただし、10対10(デュース)になった場合は、2点差がつくまでゲームが続きます。例えば12対10、15対13といったスコアで決着がつくこともあります。
2001年以前は1ゲーム21点制でしたが、現在は11点制に変更されています。これにより試合のテンポが速くなり、観戦もよりスリリングになりました。
コートとネットの規格
卓球台(テーブル)の公式サイズは以下の通りです。
- 長さ:2.74m(9フィート)
- 幅:1.525m(5フィート)
- 高さ:76cm(地面からテーブル面まで)
- ネットの高さ:15.25cm
テーブルの表面はダークカラー(通常は青または緑)で、白いラインが引かれています。センターラインはダブルス専用のラインです。シングルスでは関係ありません。
自宅で練習する際は、公式サイズの卓球台を用意するのが理想です。国際卓球連盟(ITTF)公認の卓球台であれば、正しい感覚を身につけられます。
自宅練習や部活の備品としておすすめなのが、三英(SAN-EI)の国際公認卓球台です。Amazonでも購入可能で、本格的な練習環境を整えることができます。また、家庭用として折りたたみ式の卓球台も人気があります。
サーブのルール|最も反則が多いポイント
卓球のルールの中で、最も細かく規定されているのがサーブです。初心者が最初につまずきやすいポイントでもあります。ここをしっかり押さえておけば、試合で自信を持ってサーブを打てます。
正しいサーブの手順
国際ルールで定められたサーブの手順は以下の通りです。
- ボールを手のひらに乗せる:フリーハンド(ラケットを持っていない手)の手のひらを開き、ボールを静止させた状態で乗せます。指でつまんだり握ったりしてはいけません。
- ボールを16cm以上投げ上げる:ほぼ垂直に16cm以上トスします。これはボールの直径約4個分の高さに相当します。斜めに投げるのは反則です。
- ボールが落下中に打つ:トスしたボールが上昇中ではなく、落下している最中に打球しなければなりません。
- 自分のコート→相手のコートにバウンド:サーブはまず自分のコート側でワンバウンドし、ネットを越えて相手のコート側でバウンドします。
サーブに関する重要な反則
以下の行為はサーブの反則(フォルト)となり、相手に1点が入ります。
- ボールをテーブルの下や体で隠してサーブする(ハイディングサーブ)
- トスの高さが16cm未満
- ボールを垂直に投げ上げていない
- 手のひらを開いていない状態でトスする
- ボールが上昇中に打球する
特に「ボールを隠してはいけない」というルールは重要です。2002年のルール改正で、サーブの瞬間にフリーハンドをすぐにどける必要があると明確化されました。相手がボールの回転を見極められるようにするためです。
サーブの交代ルール
サーブは2本ずつ交代で行います。つまり、Aが2本サーブしたら次はBが2本サーブする、という流れです。
ただし、デュース(10対10)になった場合は1本ずつ交代になります。これはデュース時の緊張感を高める効果があります。
サーブの練習には質の良いボールが欠かせません。ニッタク(Nittaku)のプラ3スタープレミアムはITTF公認球で、大会でも使用される高品質なボールです。Amazonで12個入りが販売されていますので、日々のサーブ練習にぜひ活用してください。
ラリー中のルール|得点と失点のパターン
サーブが始まった後のラリー(打ち合い)にも明確なルールがあります。どのような場合に得点になり、どのような場合に失点するのかを把握しておきましょう。
相手に得点が入るケース(失点パターン)
以下の場合、相手に1点が加算されます。
- 空振り:ボールを打とうとして空振りした場合
- ネットにかけた場合:打球がネットを越えられなかった場合
- オーバーミス:ボールが相手コートに入らず外に出た場合
- ツーバウンド:自分のコートで2回以上バウンドしてから打った場合
- ボディタッチ:ラリー中にボールがラケット以外の体に当たった場合(手首から先のラケットハンドは例外あり)
- テーブルを動かした:フリーハンドでテーブルに触れて動かした場合
- フリーハンドがテーブルに触れた:ラリー中にラケットを持っていない手がテーブルに触れた場合
レット(やり直し)になるケース
以下の場合は得点にならず、やり直し(レット)となります。
- サーブがネットに触れて相手コートに入った場合(ネットイン・サーブ):何度でもやり直しです。回数制限はありません。
- 相手が構えていないうちにサーブした場合
- 外部からの妨害があった場合(隣のコートからボールが飛んできた等)
注意が必要なのは、ラリー中のネットインです。サーブ時のネットインはレットになりますが、ラリー中にボールがネットに触れて相手コートに入った場合は有効(得点になる)です。これは初心者がよく間違えるポイントです。
エッジボールの判定
ボールがテーブルの角(エッジ)に当たった場合は有効です。一方、テーブルの側面に当たった場合はアウトとなります。この違いは非常に微妙で、大会では審判の判断に委ねられます。
エッジボールに当たった場合、ボールの軌道が大きく変わるため返球が非常に困難です。これは「運」の要素として、卓球の醍醐味の一つとも言えます。エッジボールで得点した場合は、相手に対して手を上げて詫びるのがマナーとされています。
ラリーの質を上げるには、ラケットとラバーの組み合わせが重要です。初心者にはバタフライ(Butterfly)のステイヤーシリーズがおすすめです。コントロール性能が高く、基本技術の習得に最適なラケットとして、Amazonでもベストセラーとなっています。
ダブルスの特殊ルール|シングルスとの違いを完全解説
ダブルスはシングルスとは異なるルールがいくつかあります。部活や大会でダブルスに出場する方は、必ず覚えておきましょう。
交互に打つルール
ダブルスの最大の特徴は、パートナーと交互に打球しなければならないというルールです。
例えばAとBのペアがCとDのペアと対戦する場合、Aが打ったら次はCまたはDが返球し、その返球をBが打つ、という順番です。同じ選手が連続して2回打つことはできません。
この交互打ちのルールにより、ダブルスではフットワークとパートナーとの連携が非常に重要になります。打球後すぐに位置を入れ替えるための動きがポイントです。
サーブの方向
ダブルスのサーブには方向の制限があります。サーバーは自分のコートの右半面から対角線上の相手の右半面にサーブしなければなりません。
テーブルの中央にある白いセンターラインがこの区分に使われます。シングルスではセンターラインに意味はありませんが、ダブルスでは非常に重要なラインとなります。
サーブ順のローテーション
ダブルスのサーブ順は以下のようにローテーションします。
| 順番 | サーバー | レシーバー |
|---|---|---|
| 最初の2本 | A | C |
| 次の2本 | C | B |
| 次の2本 | B | D |
| 次の2本 | D | A |
ゲームが変わるごとにレシーバーの順番も入れ替わります。この順番を覚えるのは最初は大変ですが、慣れれば自然と体が動くようになります。
ゲーム間のチェンジ
ダブルスでは、ゲームが終わるごとにレシーブ側のペアが打つ順番を変更します。つまり、第1ゲームでCがAのサーブをレシーブしていた場合、第2ゲームではDがAのサーブをレシーブするように変わります。
ダブルスの練習では、パートナーとの息を合わせるために多くの時間を費やす必要があります。練習のお供に、ミズノ(MIZUNO)の卓球シューズ「ウエーブドライブ」シリーズはいかがでしょうか。素早いフットワークをサポートする設計で、Amazonでも高評価を得ています。
意外と知らない!覚えておくべき細かいルール
基本的なルールに加えて、知っておくと差がつく細かいルールをご紹介します。大会に出場する方は特に押さえておきたいポイントです。
促進ルール(タイムリミットルール)
1ゲームが10分経過しても決着がつかない場合、促進ルール(エクスペダイトシステム)が適用されます。
促進ルールが適用されると、以下のように変わります。
- サーブは1本交代になる
- レシーブ側が13回返球に成功すると、レシーブ側の得点になる
このルールはカット主戦型(守備的なプレースタイル)の選手同士の対戦で試合が長引くのを防ぐために設けられています。実際の大会で適用されることは比較的稀ですが、知識として覚えておきましょう。
ラケットに関するルール
卓球のラケットにも細かいルールがあります。
- ラバーの色:ラケットの片面は赤、もう片面は黒のラバーを貼らなければなりません(2021年10月からは片面が黒であれば、もう片面は赤以外の色も認められるようになりました)
- ITTF公認ラバー:公式大会ではITTFが公認したラバーのみ使用可能です。ラバーにはITTFのロゴが印刷されています
- ラケットの大きさ:意外にもラケットの大きさに規定はありません。理論上は巨大なラケットも使用可能ですが、重量の問題で実用的ではありません
- ブレード素材:木材が85%以上を占めなければなりません。カーボンなどの特殊素材は補助的に使えます
服装のルール
公式大会では服装にもルールがあります。
- ユニフォームの色はボールの色と明らかに異なるものでなければなりません(白いボールの場合、白いシャツはNG)
- JTTA(日本卓球協会)公認のウェアを着用する必要がある大会もあります
- ゼッケンの装着が求められる場合があります
タオル休憩とタイムアウト
試合中にタオルで汗を拭けるのは、両者の合計得点が6の倍数になった時と、ゲーム間の休憩(最大1分間)の時です。6の倍数以外のタイミングで頻繁にタオルを使うと、審判から注意される場合があります。
また、各選手(またはペア)は1試合につき1回のタイムアウト(最大1分間)を取る権利があります。監督やコーチからの指示を受けるために使われることが多いです。
マナーに関する暗黙のルール
正式なルールではありませんが、卓球界には守るべきマナーがあります。
- エッジボールやネットインで得点した場合は、相手に手を挙げて軽く謝意を示す
- 試合前と試合後には握手をする
- ガッツポーズは適度に。相手に向かって過度に叫ぶのはマナー違反
- 相手のミスに対して大げさに喜ばない
これらのマナーを守ることで、気持ちの良い試合ができます。ウェアやタオルなどの試合用品を揃えるなら、ヴィクタス(VICTAS)の公認ゲームシャツがおすすめです。吸汗速乾性に優れ、デザインもスタイリッシュでAmazonでも人気の商品です。
2024年最新|知っておくべきルール改正のポイント
卓球のルールは時代とともに変化しています。最近の主要なルール改正を知っておくと、最新のルールで正しくプレーできます。
ラバーの色に関する変更(2021年~)
従来はラケットの両面を「赤と黒」にする必要がありましたが、2021年10月から片面が黒であれば、もう片面は赤・青・緑・紫・ピンクなども選べるようになりました。
この変更により、カラフルなラバーを楽しめるようになりました。メーカー各社からさまざまな色のラバーが発売されています。ただし、両面が同じ色であってはいけません。
ボールの素材変更(2014年~)
2014年7月から、セルロイド製のボールに代わりプラスチック製(ポリ素材)のボールが公式採用されています。新素材のボールはセルロイド製に比べてやや回転がかかりにくく、ラリーが続きやすいという特徴があります。
ボールのサイズは直径40mmで変わりませんが、素材変更に伴い戦術やプレースタイルにも変化が生まれました。
サーブルールの厳格化
近年の国際大会では、サーブ時のトスやボールの隠蔽に対する判定がより厳しくなっています。特にトスの高さ(16cm以上)と、打球の瞬間にフリーハンドをボールとレシーバーの間に置かないことが厳密にチェックされています。
最新のルールに対応した練習を行うためには、質の良い用具が欠かせません。バタフライ(Butterfly)のテナジーシリーズのラバーは、プラスチックボールとの相性が良く、多くのトップ選手にも愛用されています。Amazonでも購入可能ですので、ラバーの買い替え時にはぜひチェックしてみてください。
初心者が試合で困らないための実践アドバイス
ルールを頭で理解しても、実際の試合ではパニックになることがあります。初心者が試合でスムーズにプレーするための実践的なアドバイスをまとめました。
試合前に確認すべき3つのこと
- 試合形式の確認:5ゲームマッチなのか7ゲームマッチなのかを確認しましょう。大会の要項や審判に聞けばすぐに分かります。
- ラケットの確認:公式大会では試合前にラケットのチェックが行われます。ラバーがITTF公認であること、赤と黒(または他の公認色)が両面に貼られていることを確認しましょう。
- サーブ権のじゃんけん:試合開始前にじゃんけん(またはコイントス)でサーブ権とコート(エンド)を決めます。勝った方がサーブ、レシーブ、エンドのいずれかを選べます。
試合中に覚えておくべきこと
- スコアの確認:審判がいない試合では、お互いにスコアを確認し合いましょう。トラブルを防ぐために、サーブの前にスコアを声に出すのが良い習慣です。
- チェンジエンド:ゲーム間にはコートを交代します。最終ゲーム(5ゲームマッチなら第5ゲーム)では、どちらかが5点に達した時点でコートを交代します。
- 迷ったら審判に聞く:ルールに迷ったら、遠慮せず審判に確認しましょう。審判がいない場合は、相手と話し合って解決します。
初心者におすすめの練習方法
ルールを覚えながら上達するには、以下の練習方法が効果的です。
- サーブ練習:正しいトスの高さを身につけるために、壁に16cmの目印をつけて繰り返し練習しましょう
- ラリー練習:相手と100回ラリーを続けることを目標にしましょう。コントロール力が格段に向上します
- 模擬試合:実際のルールに従って得点をつけながら練習試合を行いましょう。サーブ交代やスコアの数え方が自然と身につきます
自宅での一人練習には、ニッタク(Nittaku)の卓球練習用ネット「ロボコーチ」や、iPong(アイポン)の自動卓球マシンが非常に便利です。Amazonでさまざまな価格帯のものが販売されていますので、予算に合わせて選んでみてください。リターンボードを使えば、一人でもラリー感覚の練習ができます。
卓球ルール早わかり|まとめ
この記事で解説した卓球のルールのポイントを整理します。
- 試合形式:1ゲーム11点先取。5ゲームマッチ(3ゲーム先取)または7ゲームマッチ(4ゲーム先取)
- デュース:10対10になったら2点差がつくまで続行。サーブは1本交代に変更
- サーブ:手のひらにボールを乗せ、16cm以上トスし、落下中に打球する。2本ずつ交代
- サーブの反則:ボールを隠す、トスが低い、垂直に投げない等は反則で相手に得点
- ラリー中のネットイン:有効(得点になる)。サーブ時のネットインはレット(やり直し)
- ダブルス:交互打ち必須。サーブは右半面から対角線上の右半面へ
- 促進ルール:1ゲーム10分経過で適用。レシーバーが13回返球成功で得点
- ラバーの色:片面は黒、もう片面は赤または他の公認色
- タオル休憩:合計得点が6の倍数の時とゲーム間
- マナー:エッジボールやネットインで得点した場合は相手に軽く謝意を示す
卓球のルールは一見複雑に見えますが、実際にプレーしながら覚えていけば自然と身につきます。この記事をブックマークしておいて、試合前にサッと確認するのもおすすめです。
まずは基本的なルールを押さえて、卓球の楽しさを存分に味わいましょう。ルールを正しく理解していれば、プレーに集中でき、上達のスピードもぐんと上がります。
よくある質問(FAQ)
卓球のサーブは何本ずつ交代ですか?
卓球のサーブは通常2本ずつ交代です。ただし、デュース(10対10)になった場合は1本ずつ交代になります。ダブルスでも同様に2本ずつ交代ですが、ローテーションのルールが加わります。
ラリー中にボールがネットに触れて相手コートに入った場合はどうなりますか?
ラリー中のネットインは有効で、そのまま得点になります。一方、サーブ時にボールがネットに触れて相手コートに入った場合はレット(やり直し)となります。この違いは初心者がよく間違えるポイントです。
卓球の1ゲームは何点先取ですか?
1ゲームは11点先取です。ただし、10対10(デュース)になった場合は2点差がつくまでゲームが続きます。例えば12-10や15-13といったスコアで決着することもあります。
ダブルスではどのように打つ順番が決まりますか?
ダブルスではパートナーと必ず交互に打球しなければなりません。同じ選手が連続して2回打つことは反則です。また、サーブは自分のコートの右半面から対角線上の相手の右半面に打つ必要があります。サーブ順は2本ごとにローテーションで回ります。
卓球のラケットのラバーの色に決まりはありますか?
はい、ルールで定められています。片面は黒色のラバーを貼り、もう片面は黒以外の色(赤が最も一般的)のラバーを貼る必要があります。2021年10月からは赤以外にも青、緑、紫、ピンクなどの色も認められるようになりました。両面が同じ色であることは認められていません。
促進ルール(エクスペダイトシステム)とは何ですか?
1ゲームが10分経過しても決着がつかない場合に適用される特別ルールです。促進ルール適用後は、サーブが1本交代になり、レシーバー側が13回の返球に成功すると自動的にレシーバー側の得点となります。これは試合が極端に長引くのを防ぐためのルールです。
サーブのトスの高さは何cm以上必要ですか?
サーブのトスは16cm以上の高さにほぼ垂直に投げ上げなければなりません。これはボールの直径(約40mm)の約4個分に相当します。トスの高さが不足している場合は反則となり、相手に1点が入ります。




